見出し画像

6月1日

今朝は午前7時に目覚ましのアラームをセットしていたものの午前6時には目が覚めてしまいました。おそらく深層心理で自転車を受け取りに行くのが待ちきれなかったのだと思います。(遠足前日の小学生みたいや)

昨晩は疲れからかリビングで寝落ちしてしまったのでクシャクシャなまま。とりあえず目覚しがてらシャワーを浴び、歯を磨き、服を着て、珍しく朝食を摂りました。すべての支度が終わった頃には時計の針も7時を回っていて、慌てて家を出て電動キックボードに乗り修学院にあるバイクラボへ向かいます。

土曜日の朝ともなるとまだまだ街も寝起きで人の姿もまばらです。電動キックボードは軽快に走らせ北山通へ差し掛かった頃、ふと「この時間ならまだ約束の時間にも間に合うし、お気に入りのパン屋さんが焼く京都でいちばん美味しいクロワッサンが買えるのでは?」と思いつきました。

結果としてはクロワッサンもパンオショコラも買えなかったのですが、代わりに買った「メープルとアーモンドのボスなんとか」(レシートに途中までしか表記されていなかったので正式名称が不明)がとても美味しかった。

正式名称不明のおいしいパン

なんだかんだパンも買えてほくほくの状態で再び修学院へ向かい、駅前のスタンドに電動キックボードを返却します。そこから徒歩でバイクラボへ向かう道中に、とても美しい芙蓉の花が咲いていてしばし目を奪われました。

ガラスの写り込みも含めてとてもきれい

そしてバイクラボでは最高にかっこいい自転車が待っていました。Xieのシンくんにお願いして本当に良かった。面倒なことをお願いしたのに快く引き受けてくださって本当にありがたいことです。

トップチューブとハンドルバーとブレーキレバーが水平に合わさっているお気に入りのアングル

早速新しい相棒に跨りペダルに載せたつま先に力を込めると、自転車はスイスイと進んで行きます。身体全体で感じる風が心地良い。

こんな最高の状態で仕事場に向かうのは勿体なさ過ぎる。だとしたら行くところはいつもの珈琲屋しかない。

そのまま来た道を戻るかのように北大路まで自転車を走らせ、珈琲屋さんではいつものフラットホワイトを注文し、相席した常連さんとしばしお喋りを楽しみました。

ここのフラットホワイトはいつもさいこう!

仕事場では僕の好み直撃の贈り物をもらいとっても嬉しかった。(プレゼントってもらう方もドキドキするよね)

テンセグリティのオブジェ。週に数日しか会わないのに僕が何を好きかよく見てくれていて感心する


僕の生活は「誰かのさいこうの仕事」で満たされている。支えられている。
朝一番に大好きなパン屋さんのパンが食べられ、かっこいい自転車を組んでもらえ、おいしい珈琲を淹れてもらえる。本当に稀有な時間を生きていてありがとうという気持ちです。僕も何かのかたちでちゃんと返していきたいと素直に思えることがとても心地よい。

※忙しさにかまけて書けていなかった5月の日記を書かなきゃなーと思ってお堅い文章を書き始めたものの、あまりにも今日という日が嬉しすぎてこちらを優先して書きました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?