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大河ドラマ家紋散歩【伝統文化】長篠城陣旗

こんにちは。
家紋散歩案内人のナベです。
先日の大河ドラマ中に出て来た、長篠城中の陣旗についてお話します。
世間の話題はもっぱら「鳥居強右衛門」の事のようです。
ドラマ中に出て来たこの旗はいったい何なのか。

私なりに色々と調べてみましたが、何処にも見当たりません。
長篠城で貰える御城印に似てはいますが、同じではないです。
そこで長篠城址史跡保存館へ問合せをしてみました。
※この旗の意匠は現存するものなのか。
※この旗の意匠に関する歴史的資料は保存館にあるのか。
※この旗を作るにあたってNHKに何か協力はしたのか。
※この旗等の長篠城の陣旗についてNHKから問い合わせはあったのか。
以上の内容の事を聞いてみました。
※大河ドラマの旗と似た意匠(御城印)はあるが、大河ドラマと同じ意匠の旗は保存館には無い。
※この様な旗の資料は保存館には無い。
※この旗に関するNHKからの問い合せは無いし、保存館は旗に関しては協力はしていない。
要は保存館も答えは無いと言う事でした。
う~ん どういう事なのか。
ここでは事の是非は問いません。
皆様はどう思いますか。

奥平団扇

見出し図にもある様に御城印にも使われている「奥平団扇」紋。
この様な立派な家紋が使われたのは、もう少し後の時代かと思われます。
奥平家が家名を上げるのは長篠の戦いの後ですので、家紋もまだ模索の時代
だったのかも知れませんね。

この家紋「奥平松平桑名団扇」紋は奥平信昌と亀姫との四男松平忠明の系統である、桑名藩主「松平忠雅」の使用紋です。
奥平団扇の松に竹を加えて、縁起のよい家紋になっています。





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