暖かい午後に
春のような暖かい日だ。放課後児童クラブ(トワイライトスクール)のおはなし会。来月は、学校行事等で開催がなく、本日が今年度の最後となった。
プログラムは
1.かちかち山(『日本の昔話4 』福音館書店)
2.星の銀貨(『子どもに語るグリムの昔話』こぐま社)
3.わらべうた「ずくぼんじょ」
4.ねずみのすもう(「おはなしのろうそく18』東京子ども図書館)
5.わらべうた「なかなかほい」
ずっとテーマにしていた「星の銀貨」は、私自身が自信を持って語ったので、おはなしの持っている、メッセージや雰囲気がストレートに伝わった実感があった。仲間が言っていたように子どもたちは、宗教的には感じず、女の子の状況を素直に受け取り、結末を喜んでくれた。予期せぬ、拍手をもらった。
「かちかち山」と「ねずみのすもう」は、知っている、家に本がある、幼稚園にあったなどの声が上がったが、おはなしが始まると、自分の知っているおはなしと同じか聞き比べていたようだ。意外と、知っているようで知らないので、素直に聞いてくれる。わらべうたは、もちろん気分転換には、最適だ。
帰りぎわに、「読み聞かせのプロだね」なんて言われると、照れてしまうし内心嬉しい限りだ。この子たちとは、来年度(4月)からは、一緒に時間を過ごせない、残念だ。(1年生のみの参加のため)この学校の子どもたちは、指導の先生のおっしゃる通りとても人懐っこいので、おはなしをとても楽しんでくれた。今後出会うことはないだろう、どうぞ拙い私のおはなしだったがどこかで生きる力になって欲しいと願う。
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