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6・7月の読書記録

5月の読書記録から間が空いてしまいましたが、記録として残しておきます。
毎月の読書記録は個人的な忘備録として残していこうと思っています。
なので、おすすめを紹介するというスタンスではなくて、私の関心と必要性から手に取った本のリストです。

現在は本棚の整理をすすめているところなんだけど、積読本がありすぎて萎える〜。
最近はベッドに入る前のわずかな時間にしか読めなくて焦る!これから眠るっていう時に焦ってどうするーっですが、どこか気持ちの切り替えにもなっているんだな。

読み終わった本

ラファエロ 時代と作品を読む

6・7月はちゃんと読めたのはこの一冊だけ。

卒論書いてる頃からずっと積読していた一冊ですが、むしろこのタイミングで良かったのかもしれない。
ラファエロのことはもちろん、当時の社会と慣習、教会と教皇・枢機卿、画家と工房、画家とパトロンの関係性、ネオプラトニズムなどなどようやくルネサンスという時代について自分なりの地図を手にした今だから読めたと思う。

そう、本当に「読めた」だけ。
しかしそれって自分としてはすごい成長なの。「ふむふむ」って読みすすめられるようになってることに、ひとりしあわせをかみしめた真夜中。笑

内容はラファエロの中心的画業をたどるもので、とくに第二章《署名の間》の装飾プログラムについてはヴァチカン美術館へ行く前に読んでいればーーーッと悔し涙ものです。

これ、別に記事にできたらいいな。

読んでる本

ポンピドゥー・センター物語

こちらも積読本。購入履歴をみると3年前から本棚で眠っていたようです。

現在開催中の東京都美術館の「マティス」展はポンピドゥー・センターの全面協力を得て開催されているそうですね。
10月には国立西洋美術館で「パリ ポンピドゥーセンター キュビズム 」展が控えているし、来年には国立新美術館で切り絵を中心とした「マティス」展の企画もあり。

これはポンピドゥー・センターが建物改修で長期休館になることと関係あるのかな?
2023年末予定から2025年末へと休館開始時期は変更になったようですが・・・。

ポンピドゥー・センターがクローズアップされている今、積読解消中です。
展覧会をより楽しむために、ポンピドゥー・センターを知るという趣向。

そもそもは、海外の大学で美術史を修めた方や美術館で活躍する方々の著書を読んでみたくて数冊持っているのですが、聞きしに勝る激勉かつ激務をこなされる猛者としか言いようがない。知力・精神力のみならず体力も超人的だわ・・・と読みながら正座してしまいます。尊敬of尊敬です。


本棚を整理したいのに、どちらも手放せないかもしれない・・・。

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