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「I killed Adolf Hitler」 マンガ感想文

先日、イタリア在住のイラストレーター 、ワダシノブさんがnoteでおすすめしていた「I killed Adolf Hitler」を読んでみたら、とってもよかった。

擬人化された動物たちが可愛らしいイラストにシンプルな線。しかしそう見せかけて色使いは洗練されており、扱うテーマは大人向け、なかなかダーク。

( ↓紹介していたnote記事が見当たらなかったので、ご本人のnoteのリンクを貼ります)

このマンガは世界観が確立されている。読んでいて、久々に「違う世界に没入する」という快感を思い出した。

こういう作品が好きで、学生時代や20代の頃はよく読んでいたなあ・・・

時代設定や背景の丁寧な説明がない。わかりやすい感情の動きも示されない。読者は自分で考えながら読み進めていく。

Kindleですぐに購入できるのはありがたいが、作品として素晴らしいので実物も持っていたいところだ。

最近は、「この社会でどうやって生き残っていくか」「そのためにどう成長したらよいか」ということを合理的に考えることが多く、ただ好きなものに時間を割くことをしていなかったが、自分が好きなものについてもう少し集中してもよいかもしれないと思った。



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