アメリカに留学した理由は、挑戦と逃亡
25歳でアメリカに来た。
それまでは東京で働いてた。
田舎者で大卒でもなかった私が、大手人材ビジネス会社から内定をいただいた。
それも、専務直属の経営企画室に配属。
残業ばかりだったけど、仕事は楽しくて、やればやるほど認められるし、やりがいのある仕事を任せてくれる。
4年間があっという間に過ぎた頃、ふと襲われた劣等感。
周りは東大、京大、早慶といった有名大学出身の後輩や、経験が豊富で仕事がバリバリできる中途入社の先輩方。
私は、若さのおかげで、朝から晩まで働き、圧倒的な量をこなすことで認められてきた。
質ではなく、量をこなせるから何とかなってた。
25歳を目前に、これからは質を求められるのは明白。
なのに、質の基になる知識も経験もない。
この会社にいても、社歴だけ長い疎ましい存在になるなって思った。
専務や社長にも気に入られていたから、部長や課長から見ると面倒な存在になりつつあった。
若いからこそ挑戦できる。まだ学べる。飛び出せる。
そう思った。
でも、まず逃げよう。
心が疲れていた。元気にならないと何もできない。
でも、逃げるだけは嫌だ。
時間を無駄にはしたくない。何かを学びながら元気になりたい。
そう思って、留学を決意した。
高校生の頃からの夢だったアメリカ留学と、その後に訪れた世界の中心NYへの憧れが留学先を決めた。
逃亡と挑戦。
かっこ悪いけど、かっこよく思われたい。
そう思ったんだよなーー。😌
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