加茂慶太郎

川崎市出身、福岡市在住の演劇作家です。

加茂慶太郎

川崎市出身、福岡市在住の演劇作家です。

マガジン

  • 鴨日記

    加茂の日記

  • 実験ラボの記録

    2024年4月10日(水)にSTスポット(神奈川県横浜市)で実施する『実験ラボ2024年4月10日』に向かう思考・試行のメモなど

  • 光景のできるまで

    プロジェクトの一つ「光景」の創作記録です

最近の記事

ホームページを作りました

加茂慶太郎です。 今年から、個人の演劇作家として活動するぞ、と気持ちを固めました。 ずっと作ろう作ろうと思っていたHPがようやく(ひとまず)できあがりました。 作品/プロジェクト/協働/その他の検討のあいだに薄っすらと線を引きながら活動していきます。 また、これまで運営してきたマルレーベルは、加茂個人のプロジェクトとして位置づけることにしました。 実践の過程を、マルレーベルHP>Aboutに記していきます。 ぜひ見てもらえるとうれしいです。 ちなみに、マルレーベルとい

    • 一人芝居をつくっている

      なんだか毎年エントリーしているのだけれど、今年こそは初めての方とタッグを組んで(自作自演でない形で)参加したいな、と思っていた1月ごろに、同じく相方を探しているっぽかった濱野さんに声をかけて、二人でお茶をして、かなり話して、意気投合したように思えて、オンラインで打ち合わせを重ねて、エントリー前だと20時間くらいかな、話して、作品の構想も二転三転して、ひとつの枠組みに落ち着き、濱野さんがエントリーシートを書いて、タイトルも決めてもらって、んで提出し、倍率が高いらしいと聞き、自分

      • 作品になりはじめている

        実験ラボの稽古をしています。 宮崎作品のことと加茂作品のこと、両方書きます。 加茂は宮崎作品に出演もしますし、自分の作品に宮崎さんに出てももらいます。ダブルビル公演というかそういう感じの、いやダブルビル実験か、それぞれだいぶ別の趣旨の実験をしています。宮崎さんは「加茂の手のひらの上であそばされてたまるか」(本人談)という感じで、とてもありがたいですね、別にバトってません。 宮崎作品の方では、まず戯曲があります。こちらで公開されています。 宮崎作品での取り組みは2つ。 ①

        • 京都、大阪、沼津、町田、大宮、前橋、ライフワーク

          最近noteをTwitterでよく見る、 先日京都・大阪へ観劇に行きました。 あまりにお金がなくて本当に諦めそうだったのですがなんとか18きっぷの存在を思い出して、片道4,000円くらいで行けたので強行突破しました。 その記録など。 喋るようにタイピングする。もう寝ないといけない。 18きっぷを買った 横浜の金券ショップで買った。3/28の夜。関西の往復と、後述する二郎巡りで使いたくて3枚綴りを探した。新品の5枚綴りを買っても良かったんだけど、いちおう結構調べて、残り日

        ホームページを作りました

        マガジン

        • 鴨日記
          10本
        • 実験ラボの記録
          3本
        • 光景のできるまで
          8本

        記事

          加茂は何に取り組むというのだ

          実験ラボのチラシに、加茂は『「真に”リアルでない”演劇」を志向する、またその確立の有用性を検討する』と書きました。 志向するのは今回だけです。 これから「真に”リアルでない”演劇」を肩書に掲げてやっていこうと思ってるとかでは全くなく。 ”リアリティ”みたいなことを排除した作品をつくってみたいな、つくったら面白いかな、俺はそれをどうやって作るかな、を試して確かめたい。 「リアリティの排除」というのは、演劇の大きな約束といったん縁を切るということ。(これもひとまず今回だけね

          加茂は何に取り組むというのだ

          実験ラボをやります

          劇作家・演出家の宮崎玲奈さん(同い歳!)とタッグを組んで、それぞれ思いっきり、やってみたいことをやってみられる機会を持つことにしました。 タイトルの通り、実験ラボです。 自分はふだん演劇作品をつくるときに、戯曲を起点としないことが多いです。 では何を基にするかといえば、出演者(創作関係者)の存在そのもので、また作る(舞台にのせる)のは物語ではなくできごとを志向しているのですが、これだけだとどうにも作品を作りあげるのにエンジンが足りない気がしていて、レールもあやふやに感じてい

          実験ラボをやります

          禁止(マイルール)・目標・抱負

          最近まいにち北九州へ通っています。 ブルーエゴナク『いま、反転のまっただなかで』の稽古のためです。 へっちゃらだと思いたいけれど、なかなか、往復の電車に3時間を毎日とられる日々はけっこう、こたえます。 作品は面白い気配です。 今のところ僕は物語を楽しんでいます。 セリフがあって、シーンがあって、セリフを覚えて、立ち位置があって、物語があって、演劇になっていくことに俳優(のみ)として関わるのが本当に久しぶり。 感覚がまだフワフワしていて、地に足がついていない感じ。 久しぶり

          禁止(マイルール)・目標・抱負

          27歳5ヶ月

          久しぶりにnoteを書きます。 加茂慶太郎です。 『一等地』ツアーが終わりました。とても大きな経験でとてもすぐに言葉にできないのでここではまだたいして言及しませんが、ご来場くださった方々、応援くださった方々、本当にありがとうございました。 大好評も大不評もいただいて、熱のこもった感想も淡白な感想もいただいて、ぜんぶ、今後の活力に既になりはじめています。 やはり横浜公演が、自分にとってはインパクトが大きかったです。 STスポットは憧れの場所でもあり、神奈川は僕が育った土地

          企画のたね | マルレーベル

          (実家の猫) 加茂慶太郎です。 演出家・俳優です。 演劇プロジェクト マルレーベルを運営しています。 マルレーベルは、企画と企画者の集合体です。(企画者はいまのところ加茂一人ですが) レーベルでやるかは分かりませんが、思いついてから何度も頭のなかで裏返して眺めて、やっぱりやってもよいのではないかと思っている企画(プロジェクト)が4つほどあるので、書いておきます。 おもに、演出家としての思いつきだと思います。 *  *  * (以下、企画タイトルはあくまで仮です)

          企画のたね | マルレーベル

          20230520-27大観劇①

          ▶これは見逃したくないな、という芝居が5,6つ、同じ週に固まっていたので、トーキョーに観劇に来(行き)ました。 劇場はいろんなところにあって、そのどれにも近くないし、交通費けっこうかかるけど、首都圏に実家があることに感謝。 1週間の滞在で、ぜんぶで13作品観劇しました。 連日、昼も夜も観劇で、空き時間が微妙だったので、東京圏のお知り合いには自分から「お茶しましょう」など連絡しませんでした。すみません。またの機会に。 来週も見逃したくないな、があって、また来るのですが、ま

          20230520-27大観劇①

          20230509ブルーエゴナクに入団しました

          ▶加茂と演劇との関係性について、第5期に突入した気がします。 ▶先日、一寸先はパルプンテ再会公演「じぇねれぇしょんず✊」が終幕しました。 ご来場くださった皆さま、誠にありがとうございました。 主宰というか発起人の馬場くん(ゆば)から、「パルプンテやりたい」と話を聞いたのは去年(2022年)の4月とか、そんな時期だったと思います。 パルプンテは2016年、僕が大学2年生のときに、ゆばの声かけによって6つ?かな、複数の大学の演劇部から集まった寄せ集めキメラのカンパニーとして

          20230509ブルーエゴナクに入団しました

          マルレーベルについて(2023.5現在)

          ▶マルレーベル、存在の仕方をリニューアルします。 代表の加茂です。 マルレーベルは2022年1月に発足しました。 2021年3月にジャカっと雀を解散してフリーで過ごし、演劇をするパッケージのかたちにしばらく悩んだのち、作品づくりに限らず、企画やりたがりの加茂がストレスなく、同一名義で活動を展開できる枠組みとして、ひとまずレーベルと設定しました。 「ニューイヤー演劇」、「光景」、レパートリー作品、と昨年いろいろ発表し、今後の展開なども検討する日々のなかで、これまでのレーベ

          マルレーベルについて(2023.5現在)

          稽古を13回しました|光景その2

          ▶光景その2の創作を進めています。 演出の加茂です。 久しぶりの稽古記録です。 記録を文字に起こす余裕がなかなかなくて、寝かせてしまいました。 写真、動画多めでお届けします。 ▶3月29日(水) この日は、これまでに話したことや取り組んだことを改めて文字にして共有する時間をとりました。 現状最新版の仮説をおさらいして、今後向き合いたい課題を整理しました。 「身体が先、言葉があと」にこだわり続けようという話もしました。 ▶4月1日(土) この日は初めて外に出て、街の光景

          稽古を13回しました|光景その2

          稽古を7回しました|光景その2

          ▶光景その2の創作を進めています。 ▶3月15日(水) 初めて稽古場で稽古しました。 この日の稽古の取り組みは、「まずはそれぞれの身体のみで見える光景を味わう」でした。 まずは1人が(舞台上に)立つ。二人は見る。 お互いに見合いながら進めます。 ①【1人で】ただ立つ 立つ位置・向きは気の向くまま。 立ったな、と感じたら、また気の向くところに移動して立つ、を繰り返す。 ②【1人で】立つ・座る・寝転がる ①に加えて、姿勢のバリエーションを増やしてみる。 ③【1人で】モー

          稽古を7回しました|光景その2

          ロクコレの目指すべき未来、そんなものがあったとして - 20230327

          ▶「福岡演劇シーズン ロクコレ」終幕から4ヶ月以上経ち、今年の開催についての議論がまもなく活発に始まろうとしています。 このタイミングで、なんとなくいま思うところをあとで振り返ることもできるように文字にしておきたいと思います。 加茂は今のところロクコレ運営委員会の代表ではありますが、今後の開催への関わりについてはまだ定まらないところも多く、ここに書いたことを必ずやっていきますというような宣言であるとか、ロクコレ運営の責任者として見解を展開するつもりはありません。 あくまで一

          ロクコレの目指すべき未来、そんなものがあったとして - 20230327

          20230305-0310首都圏

          ▶先週およそ1週間、東京・神奈川にいました。 その記録です。 3/4(金) 久留米で「桜姫東文章」を観て急いで飛行機に乗った。 日を跨いで、実家に帰宅。 実家の鍵を持っている。 3/5(土) 14:00東京芸術劇場シアターイースト 「君といつまでも〜Re:北九州の記憶〜」 北九州で観られなかったので東京で観た。 素晴らしい企画だと思う。いろいろ聞くところはあるし、作中のセリフにもそれはちょっと、というところもありつ、全面的な支持はできないけれど、それでも。 ずっと観ていた

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