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①通信制高校へ通うまで

なぜ再び高校へ入学したのか。
一言でいえば、パートナーが背中を押してくれたからです。
勉強をしたいと言っている私を見て、
「通信制高校に通いなよ」と入学書類を用意してくれました。

最も苦手な入学のための書類手続き、
その必要な手続きのほとんどを、パートナーが引き受けてくれました。
今では大学で必要な手続き等、自分でこなしていますが、
当たり前のようでいて、これすら当たり前ではないのですね。
たった数年前ですが、思い返してこれだけの自分の成長を目の当たりにし、その差に驚くのと同時に、
どれだけパートナーに支えてもらって歩き出した道なのか、
その支えがあって歩き出せたからこそ、今当たり前のように思えるこの道まで辿り着けたのだ、ということを実感します。
今も懸命に支え、応援してくれているパートナー、そして家族があって、
だからこそ私は、のびのびと勉学に打ち込むことができています。
パートナーにも家族にも、感謝につぐ感謝です。

勉強に関しても、高校に入学した頃は躁鬱の病状が今より悪く、正直、スクーリングの授業に出席できるのか不安でした。
朝起きられるのか、
中学の勉強もまともにしていないのに、授業についていけるのか、
学校に行っても授業中、具合が悪くなってしまわないだろうか。
そんな不安を持ちながら、自宅でのレポート課題をなんとかこなし、
(下地がないまま取り組むのが難しい教科は、数学と英語でした。
13歳までは最も好きな教科の2つであっただけに、入学当時はとても辛かったです。)
決められたスクーリング日程を何度も確認してスケジュール帳にメモし、
苦手なレポート課題を取り上げる授業日に出席するよう計画し、
体調を崩せば出席時数が足りなくならないように調整して、
いつも気持ちとしてはギリギリでこなしていましたが、
結果として3年で卒業することができました。

思っていたより長くなってしまったので、ここで一旦区切り、次回『②通信制高校での勉強』の記事に続きます。


CALAMVS GLADIO FORTIOR
-The pen is mightier than the sword-

Kamoi


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