小説版開始までの モヤモヤの海 ・ 着地点 ・ 肉付け

これから書くことは我流というか、シナリオ塾や本を読んで作ったものでなく、感覚的に段階を踏んで行ったことなので、あくまでも私が行った方法ということで読んでみてください。

イメージボード


モヤモヤの海

物語を作るにはまず初めに「何を伝えたいか」を明らかにするのが重要だとおもい、描きたい「要素」をノートに書き出しました。

字が汚すぎてよめません^^ 読めなくて

要素とは描きたい事柄で〈例えば〉恋愛、琵琶湖、親子、地域の問題、友情、愛情、バッシング、などなど。物語に詰め込みたい内容を書き出しました。
頭の中にあるモヤモヤとしたイメージを言葉にすることによって、「要素の見える化」をします。箱から出した将棋の駒のように、要素がバラバラの書きなぐりでもいいでしょう。どれだけ書きたいことがあるか把握が重要でだと思います。



骨組み

さて、描きたい要素をどのようにストーリに乗せていくか、骨組み作業にかかります。
わたしはまず、盛り上がりで最後を締める」ハッピーエンド」となるように骨組みを考えました。

ハッピーエンドということは、その前は落ち込みがあります。では落ち込む前はいいことがあって、その前は……物語を大きな波に見立てて最後の波が大きくなるおようにかんがえました。この起伏と時間軸が骨組みです。


肉付け

骨組が決まれば肉付けを始めます。これは先ほどに「見える化した要素」を骨のどこに何を乗せていくかを考えます。
物語を作る前に書きなぐりでいいので簡単な文章化をします。

〈例えば〉 一人の女が田舎に来て、偶然出会った味噌工房で働くことに。やがてそこは自分のルーツと気づき、地域に根ざした生活を始める。やがて地域の核となる人間に成長し、町おこしを始める。そのとき………
(ネタバレになるのでここまで^^) 

ノート2〜3ページに粗いザックリしたストーリーを書きます。

そこに要素を挿入していきます。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

一人の女が田舎にきて【失意の気持ちスタート】、偶然出会った味噌工房【懐かしい気持ちになる】【味噌工房の人にやさしくしてもらう】【流れ着いた町で仲間ができる】【親友登場と大げんか】【恋愛開始】【地域活性に協力】やがてそこは自分のルーツと気づき【彼氏のピンチ】………など、骨組みに要素を挿入し、高低差のあるストーリーを作っていきます。線路の枕木のように並べてその上に線路を通すみたいな感じですすめました。

もちろん、後で入れ替えたり修正をしますので気楽につくったらいいとおもいますよ。

べんてんには多くの伏線が張られていますが、話のお尻が決まっていると、逆算しての伏線起案になるので、ラクなのかもしれませんね。

次はキャラクターそどのようにして作ったかを書きますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?