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【note3日目】世界の広さに気づく

おはようございます、鴨桜子です。
今日も朝からいい天気。
気温は30度に達しそうです。
いよいよ夏がやってくる。
昨日の夕方に見た青い空は、もう夏の空。
今年の夏の目標は「暑さを嘆かないこと」です!


昨夏のパニック発作

昨年の夏の終わりにえらい目に遭いました。
お盆を過ぎた頃から体調に異変があって、自律神経失調からの「パニック症」と診断され、この春まで投薬治療を受けていました。
現在は薬もなしで、暮らしを維持することはできていますし、行かねばならない所には行けるようになっています。
しかし、発病当時は行き慣れていた美容院も映画感もデパートも、どうにも怖くて行けなかった。
心臓がバクバク、冷や汗たらり、お腹がグルグル、気が遠くなる。
それが1日に多い時では10回。
結果、6キロ痩せました。

"原因は暑すぎたこと"

気温35度以上が続いた時に起きたので、そう、思おうとしていました。
しかし実は、仕事上でいままでに経験したことのない事態に遭遇して、大きなストレスを抱えてしまったことが要因の一つでした。
そのことは薄々気づいていたのだけど、なぜか認めたくなかった。

苦しい秋を超え、改善の兆しが見えてきたのは年が明けてからでした。
もう2度とあの苦しい思いはしたくない。
考えれば、それほど先があるとも思えない。
いろいろと考えて、仕事を辞めて、新しい方向に舵を切ることにしたのでした。

しかし、よくよく思い出してみれば、この20年あまりの間に、何回かはパニックのような発作を起こしていました。しかし一度きりだったので放っておきましたけれど。

神経質?とも違う。
小心者?とも違う。
心配性といえば、そうかもしれないけど。
そういう性格と思うしかない。
いつも気を張って生きてきたからなあと、自分を慰めていました。
なかなかに波乱に富んだ道だったかもしれません。
泥舟の船長として、自分で方向を決め、なんとか漕いできました。

「エンパス」って何?

で、昨日のこと。
おとといの記事で使わせていただいた滑り台のイラストの作者さん。
彼女の記事をいくつか読ませていただいていたところ、ある言葉に遭遇したのです。
"エンパス"
初めて聞く言葉でした。

調べてみると・・・・

それ、わたしじゃん!
肩から力が抜けていくのが分かりました。

そういう人が少なからずいる。
それは大きな発見でした(笑)

「考え過ぎだよ」とか
「気にし過ぎだよ」とか
「そこまでして気に入られたい?」とか
理解してもらえたことは、ほぼなかったので、できるだけ隠すように生きてきました。
たぶん、なかなかに強い人に見られているはずです。

積極的で外向的に見えるし、仕事は人の3倍くらい早いし、次にやるべきことは言われなくても分かる。でも実はとても内向的だし、怖い小説も悲しすぎる映画も見ることができない。
だけど、この性質ゆえに、恋愛にも仕事にもありつけて、それなりの結果を出すことができたし、2人の子もひとりで育て上げることもできたし、現在の人間関係をも築くことができたとも思うのです。

でも、生きづらかった。
その原因を、わたしは育てられ方や現在の身の上に求めていました。

それが、60代も後半になって、納得できたとは。
こんなに生きてきても、知らないことだらけだなあ。

新しい世界の扉

ずっと何かしら書いてきました。
しかし、去年の夏以来、書くといえば、自分だけの日記くらい。
それが突然にどこかに向けて書きたくなりました。
もう2度と発信することはないだろうと思っていたのに、やってしまった(笑)
これはきっと神様の思し召し。
特定の宗教は持っていないけれど、死ねばゴミになるとも思っていなくて、どこかには偉大なる存在があると信じているのだけど、そういう何かからの働きかけだったのだと思うことにします。

そして、たった数日で、世界が広がっていくことを実感しています。
世の中にはたくさんの人がいる。
文章の上手い人もたくさんいる。
それぞれの経験が教えてくれることもある。

扉だけは自分で開けるしかない。



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