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「ママになっても輝きたい!」美容師としての価値は?

こんにちは。かむりデザインのゆきです。
今日はママ美容師の「価値」の話しです。

「あんな美容師になりたい!」

私の目指していた美容師像は「〇〇さんにやってもらいたい」と言ってもらえる美容師さんでした。

そのために技術を磨き、接客を覚え、コミュニケーションを大切にしてきました。
きっと多くの美容師さんはそうでしょう。
支持を得て「売れる」ことで実績が数字として見えて、美容師としての価値を実感することができます。
「指名数〇〇人!」「売り上げ〇〇万!」そんな数字の価値に憧れたりしました。

ママになって「?」感じた違和感

私の場合は、転居もあり顧客0の状態で新たにサロンを探すことになりました。長男は1歳半で2人目もできたら欲しいと思っていたタイミングでした。

そんな中で探すサロンの条件は【代わりがきく】こと。

「急な呼び出しや休みに対応できる」「好きに休みが取れる」「短い時間でも働ける」など。
ママになっても働ける美容室は色々と理解・サポートがあり、その時の自分にとってはとても働きやすいサロンでした。
第二子出産後に復帰となり、これからのママ美容師としての未来を改めて思い描いたのですが、そこで

「…?」なにか引っかかるのです。

代わりがきく働き方を望みながらも、心のどこかでは「ゆきさんにやって欲しい」と言ってくれるお客様でいっぱいになることにまだ憧れているのです。

【代わりのきく仕事】の価値

美容師の価値は最低限「技術があること」とも言えるのではないでしょうか。
たとえシャンプーだけだったとしても、その時点で立派に美容師としての価値があることは前提としておきたいのです。
価値のない技術はひとつもないのです。「代わりのきく」もひとつの価値なのです。

ただ、私が憧れているのは「どんな色に輝くか」を自分自身で決めていく未来の自分でした。

原石と宝石のような

美容師の仕事の価値は宝石のようです。
技術で「人を輝かせること」が求められています。

原石にも価値はあるものの、磨かなければ人を輝かせることはできません。輝ける場所と輝かせてくれる人がいれば光ります。
せっかく磨くならば、一点物の宝石になりたいと思うのです。
新しいもの古いものは関係なく、いつでも「自分は宝石になれる原石」と思いたいものですね!

宝石とストーリー

たとえ価値があるとしても、輝く宝石が人を幸せにするのではありません。
そこには必ず幸せな「ストーリー」があるはず。

1番大切なのは【心】であることを忘れない美容師でいたいと思うのです。

本当の価値はpricelessであります。
ママ美容師も・お客様も、十人十色に輝ける素敵な物語りの中にいるのです。ストーリーが交わりながら進んでいくのがおもしろいですよね。

ママ美容師の価値

結局のところ、価値は誰にでもある。
自分が納得しているかなのでしょうね。

美容師の仕事に限った話しではなく、「ママとしての価値」「女性としての価値」どの視点からも【自分がどう思うのか】なのかなと。
そしてなにもかもピカピカに磨かなくても、幸せなストーリーなら良いのです。

マルチタスクのママだからこそ、自分のことを大切に考えながら日々を楽しみたいですね!

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