考える=知識、解釈、判断

おはようございます、神島竜です。

読書家の善悪を書きはじめてから3週間経ちました。本の選び方からはじめ、速読のポイント、読書のためのライフスタイルのつくりかた、をはなしていき、最近ではブログの書き方について言及していくよ、てとこで更新が止まってますね。

ブログを書く前に話したいことがまだいくつかございますので、今回もその話をします。

それは「考える」とはなにかです。

ブログを書くとは、自分の考えについて書くことです。その前に、知っていただきたい。

「考える」は、「知識」「解釈」「判断」の3つに分解できます。

順に話していきます。

まずは知識。知るを認識すると書いて知識です。考えることの基礎中の基礎なんですが、意外と軽視されやすい。

よく知識より経験というんですが。じつはそのなかには、体験と経験をごっちゃにしている場合があるんですよ。

人は経験する前に体験します。

その体験の後で、目の前で起きた事象を理解して、その上で反復してアクションを重ねることで経験に変わります。その過程で、体験してわからなかったことを意識する必要があるし、そのわからない部分を調べて知識にしないといけない。

今まで読書の大切さを解きましたが、考える上での知識の集め方として一番代表的なんですよ。

次に、解釈。これも考えると解釈をごっちゃにしやすいので気をつけましょう。
僕らは知識を集め、解釈します。
当たり前ですが、この流れを意識するのが大事です。油断すると、知識と解釈を僕らは混同しがちです。
僕らは知識を100パーセント十全に受け取れません。作者の境遇、時代、文化、それらを理解した上でないとすべてを知ることはできないんです。
だからこそ、今、ここでその知識を受け取る自分の解釈が必要になります。
ここで、僕らは自分の境遇、経験、知識を元に目の前の情報を解釈します。
大事なのは得た知識にどのくらいの解釈を加えたかをつねに意識することです。
そうしないと、解釈を知識とごっちゃにしてしまいます。場合によっては、目の前の知識とはかなり離れた解釈を事実のように語ってしまう。そしたら、それは偏見や妄想になってしまいます。

知識、解釈、この2つの流れを踏まえた上で、ようやく判断となります。ある知識を得た、こうだと解釈した。その上で、わたしはこうする、と知識にはないが知識と解釈を前提にしたその先のことに対しての判断。これが考えです。

よくある誤解として、解釈や判断だけを切り取ってこれが自分の考え。考えて行動した、となりがちなんですが。3つ揃って、はじめて考えとなります。

ブログで、自分の考えを書こうと思った時は、ぜひこの点を意識してみてください。

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