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上久保ゼミのクリティカルアナリティクス:「世襲政治家を法律で禁止するべきか否か」

(私の講評:ゼミ生のnotoより)
 世襲政治については、細かい話は現実としてあり、それはみなが認識していることである。今日の政治において、外部からより多様な人材が政界に参加しているようにみなされていることが多いが、この認識は間違いであり、そうした人材は昔よりも「減っている」ことが事実。(宮澤喜一以降、世襲政治家が首相になり始めた。)

 長年の長期政権により、政治はシステム化(年次/年功序列)されつつある。早く議員にならなければならないという現状がある。

 (補足説明:かつては、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄、福田赳夫、三木武夫、大平正芳、中曽根康弘など、世襲ではなかった。二世、三世の時代になり、政界のキャリアアップの道が制度化されていき、優秀な人材が外部から参入する道は、むしろ狭まっている)。

 学生の議論は以下の通り。



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