持ち家がある!だから老後の資産不足は大丈夫?
持ち家の苦労と将来性
老後2000万円不足問題、多くの方を悩ませる問題ですが、一方でこんな声も聞こえます。「私はもう、「持ち家」を買いました!なので、老後の資産不足は関係ありません!」・・これはどういうことかを考えていきます。
持ち家を住宅ローンを組んで買った場合、ローン返済が必要となってきます。新型コロナなどによる収入減の不安に耐えらえるかどうか、というリスクが、老後まで付きまとってしまいます。一方で、メリットもあります。
住宅ローン後に手に入る資産の活用
持ち家を住宅ローンを組んで入手された方は、返済完了後、住宅資産が残ります。これは確かに、皆様の資産となっていく事だと思います。ただ、気を付けないといけない事があります。
老後資産と言えるものは、建物ではなく、「土地」となります。皆様は、「土地値」を意識して住宅を建てられたでしょうか?
また、この土地の活用についてですが、「不動産」は「不動産」。動かない資産ですから、そのままでは活用できません。自宅に皆様が住んでいる以上、その土地は活用できないのです。
つまり、老後2000万円不足を解消する為に、皆様は、若いうちから家族で住んだ思い入れのあるその住宅を売却して手放し、賃貸物件に引っ越すなどする必要があります。
この方法の欠点としては、せっかく働いて構築した資産を手放して生活費に充ててしまう為、お子様などに資産が残らない可能性も高く、今後も代々、同じことをしていく必要性が出てきてしまいます。
「持ち家か、賃貸か」その2択はもう古い
つまり「持ち家」だから老後が安泰という訳ではなく、また、皆様の次の代にも同じことを強いることになっていて、このシステムを変えていかないと、代々労働を強いられて苦しい思いをしないといけなくなります。
賃貸物件にお住いの方は、持ち家の方の様に、住宅ローンの返済に悩まされる事はないと思います。一方で、老後資産の悩みは、持ち家の方よりもさらに残ってくると思って頂いた方が宜しいと思います。
「持ち家か、賃貸か」、その2択の選択肢は、もう古いんだな、という理解をいかに早く持てるかが、解決に繋がると思っていただくと宜しいかと思います。
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