きんのみか

日頃の活動(日光街道太陽のもとのてらこや+グリーンフェス+はたラボ)のことを書き綴って…

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日頃の活動(日光街道太陽のもとのてらこや+グリーンフェス+はたラボ)のことを書き綴っています。生まれたご縁やエピソード、新たに知ったスポットやそこにあるストーリー、などなどを、忘れないうちに。

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  • 日光街道太陽のもとのてらこやの足あと

    「日光街道太陽のもとのてらこや」を通して出会った人やまちの情報、みち沿いのことを綴っています。

最近の記事

「太陽のもとのてらこや」はコミュニティツーリズムの舞台

コミュニティ・ベースド・ツーリズム(コミュニティツーリズム)という考えがよく聴かれるようになったのは、コロナ禍とも言われている。 JESで取り組んでいる「太陽のもとのてらこや」も、まさに、日光街道沿いのまちの皆さんとのご縁、参加した皆さんの足跡、そしてそのまちで広がるつながりを大切にした活動や歴史文化の深み、とのまじわりがあってこそ、成り立つ活動で、これもコミュニティ・ベースド・ツーリズムと言えるんじゃないかと思っている。 古河のまちを歩きながら感じた、日光街道とコミュニテ

    • 集中空間@間々田八幡宮 #間々田

      間々田の情報がめじろおしだ。何と言っても、2021年に初めて知ったイチオシスポットなのだ。 そもそも「間々田」は、漢字の通り、日光街道の中間に位置する宿場町だ。 わたしたちが毎年歩き進む中では、栗橋や古河、野木、と立ち寄るスポットが多くあるエリアを通る行程でもあるので、間々田は、「間々田紐」の工房を横目で見つつ、「蛸屋間々田店」さんにご挨拶し、その日のゴール地・石橋までの長い道のりを歩くための心身のエネルギー補給をするスポット、という位置づけだった。 *間々田にあるすごい

      • 蔵をお借りしてちょっとお仕事@坂長 #古河

        ある夏の日のフィールドワーク(下見)。 この日、わたしは仕事が入っていた。 学生メンバーやOBメンバーが集まるこのタイミングに、わたしが行かない訳にもいかない。どうする?どうしよう?一寸考えた上で、「そうだ、坂長だ」と思いつき、問い合わせてみた。 坂長とは、蔵を改築したこじゃれたスポット。 かつて城下町として発展し、まちの商いを支えた蔵が今でも点在している古河の中で、この坂長は、江戸時代に両替商や酒問屋として栄えた店の跡に残る蔵を改築し、ショップやカフェとしてオープンした場

        • すごいお店。 #間々田

          蛸屋間々田店。 毎年「太陽のもとのてらこや」を準備している時に、必ず出てくるキーワード。そして、必ず行程に組み込むスポット。下見の時に「今年もよろしくお願いします」と立ち寄って、本番の日程をお伝えし、本番が近くなったらわざわざ電話をいただいて「○人くらいで寄らせていただきます」とお話をする。毎年出迎えてくださるお店の方の「晴れるといいわねー。お待ちしておりますー。」という明るい声を聴くと、「今年も無事に歩き進もう!」と一気にエンジンが入る、そんな大切な場所のひとつ。 蛸屋間

        「太陽のもとのてらこや」はコミュニティツーリズムの舞台

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        • 日光街道太陽のもとのてらこやの足あと
          6本

        記事

          「ほどけばまたやり直しができる」。間々田紐の組紐体験でかいまみれた人生哲学 #間々田

          「 日光街道太陽のもとのてらこや2021 」は、歩くという体の動きによって心も開かれた状態でまち・みちから学びをインプットしていこう、ということで、”まちあるき”の組み立てに力を入れました。 その一つとして、数年来「やってみたい」という声があがっていながらなかなか実現できていなかった「間々田紐」の組紐体験を、学生メンバーの強い希望もあって、やってみることに。 なんで興味あるの?と学生たちに聴いてみると、朝ドラで組紐が取り上げられたことがあるのだとか(NHK『あさが来た』)。

          「ほどけばまたやり直しができる」。間々田紐の組紐体験でかいまみれた人生哲学 #間々田

          みんなの個性があらわれる「化け地蔵」あるき #日光

          この「日光街道 太陽のもとのてらこや」は、スタートして今年で13回目だった。 宮城出身のわたしにとっては、日光東照宮を初めて訪れたのは、社会人になってこの活動をはじめてから。以来、毎年、運営メンバーでごあいさつまわりや下見をしているので、13回×2回+α、ということで、日光には生涯30回を越えて訪れていることになる。 でも、この場所の存在は、はじめて知った。 前日に泊まったゲストハウスのオーナーさんから教えていただいたスポット、「化け地蔵」。 なんでも、100体くらいのお地

          みんなの個性があらわれる「化け地蔵」あるき #日光

          ゲストハウスのオーナーさんとの話でみえた「ヨソモノ」の効能 #日光

          「日光街道 太陽のもとのてらこや」最終日を終えたわたしたち運営メンバーは、JR日光駅近くのゲストハウス「巣み家」に宿泊。 皆がお風呂に入りに行っている間(当たり前だけどゲストハウスには一つしか洗面所がないため近くのファミテック日光さんへもらい湯に※23時まで@500円!)、風呂上がりの子どもたちを待つ母親さながら、わたしは宿に残って反省会(≒お茶の間でのだんらん)の準備にいそしむ。 ゲストハウスのオーナーさんもしばらく残ってくださり、巣み家をつくった背景や、近隣の地元の方た

          ゲストハウスのオーナーさんとの話でみえた「ヨソモノ」の効能 #日光