見出し画像

セクハラ・パワハラを訴えた告発文の結末(ぼすさんのXから)

 X(旧Twitter)でフォローしているビジネスコンサルタントの「ぼす(@bos_Consul)」さんのポストが「なるほど」と思ったので紹介させていただきます。

「 私、○○部長にセクハラされました。そのあと、パワハラを受けていました 」

ある会社に届いた、いわゆる『 告発文 』に記されていたコトバの一部。

………

「 やばいことになりました 」

先日、この会社の常務から連絡が入った。電話ごしに聞こえた声からも、ただならぬ状況は感じた

この会社はGWの休み期間中に、「 退職代行 」により今年入社の新入社員が3人辞めている。

そして今回送られてきた『 告発文 』、差出人はその退職者の中の一人からだそう。

急遽、夜はなしを聴くことになった。現れたのは副社長、常務、当該部長の3名。

このとき私が目にした『 告発文 』が、あんな結末になるとは想像もしなかった。

話を聴いていて見えてきたのが、『 告発文 』に書かれていたことと、この3人が話す〝事実〟に相違点が多いということ。

まず『 告発文 』には
・面接時に「 彼氏はいるの?と聞かれた 」
と書かれていた。

面接官だった3人は口を揃えてそんな事実はなかったと主張。

そしてもう一点
・「 そのあと、研修中もずっと私だけ無視されつづけていた 」
と書かれていたが、当該部長が受けもった研修はたった3日間で、そんなことはなかったと主張。

まるで、全て〝 でっち上げ 〟で、これじゃ、言ったもん勝ちすぎる、と言わんばかりに納得していない様子。

肝心の、お相手の〝 要求 〟
その内容というのが「 賠償金の要求 」「 当該部長の懲戒処分 」の2点。

私はココロの中で( 会社側の主張が事実なら、なぜわざわざ自分が傷つくようなことを… )と感じていた。

このあとも3人との話は続いたが、なにかモヤモヤする形で、その場は一旦、解散することになった。

すると、数日後「 もうダメです。終わりました 」と、常務から電話がはいった。

私『 はい?しっかりしてください。どうされましたか? 』
常「 今朝、弁護士事務所から、証拠の音声テープが送られてきました 」
私『 証拠?えっ?なんのですか? 』
常「 研修中の音声でした…。しっかりと録音されてました 」

と、力ない声で私にそう伝えた常務。内容は、当該部長が
「 彼氏いるんでしょ? 」
「 今の子たちはいない訳ないかぁ 」
などと耳を疑うような発言を繰り返していたそう。

本人はこれを聞いてなんと言ってるのかと質問すると

「 そういうつもりで聞いたわけじゃないんです!ただのコミュニケーションですよ 」
と答えたらしい…。

( つもり… ただの…?なんだそれ )

その日の夜、常務と会って、音声データをきかせてもらうことになった私。今でも頭に残るその内容は、常務から聞いていた以上に生々しいもので…。かなりプライベートな部分の質問を繰り返していた。

( 連絡先などの強要まで… )

正直、私が聞いていても、気持ちのいいものではなかった。

そして、そっけなくされた腹いせに、研修期間〝 ほぼいない者 〟として接していたらしい。

( 彼女の告発文どおり )
( 面接時というのは気が動転していたのだろう )

数ヶ月前まで学生だった子たちの未来を、大人が奪ったという事実。なにより「 ココロを傷つけた 」という重たい現実。

そして涼しい顔して、立場ある人間が揃いも揃って「 ウソ 」の事実を私に伝えに来たこと。なにより最初からずっとモヤモヤしていた違和感。

この方たちは『 自分たち 』のことしか考えてないように思えてならなかった。

〝 傷つけてしまったかもしれない 〟
そのお相手に対してのコトバは最初からなにもなかった。

そして〝 事実 〟を知ってしまった私はついに、

『 常務、コトの重大さをわかってますか? 』
と珍しく声を荒らげてしまった。

『 この方の勇気ある行動の意味が分かりますか? 色々なリスクもあるなか、匿名ではなく実名で…。しかもマスコミやメディアに持っていく選択だってあったはず。なのになぜこの手段を選んだのか 』

〝 前はハラスメントにならなかった 〟
〝 彼もそんなつもりで言ったんじゃ… 〟
と、今にも口にしそうな常務に間髪入れず、

『 あなた方は、この音声データがなければもみ消しましたよね? 』

と続けると、この問いになにも答えられない常務。

私は「 残念です 」とコトバを残し退出した...。

今回は身近に起きてしまった〝 ハラスメント 〟のお話でした。

こんなことも聞けないの?
これはおかしいでしょ!
色んな意見があるのかもしれません

でも事実は
〝それにより気分を害し傷ついた方がいる〟
これだけなんです

一日も早く、傷ついたかたが社会復帰できることを願うばかりです。本日も最後までお付き合い下さり
ありがとうございました。

そもそもなぜこの “常務” が当社に相談に来たかというと、彼は元々、当社の社員でした。数年前〝 肩書きほしさ 〟に当社を辞め、この会社で勤め始めた。

今回、被害者の方が相談している「 弁護士事務所 」。ココが、事務所も代表も当社の顧客であることを彼は知っていた。

〝 だから何とかしてほしい 〟と。まぁ、事実を知ってから思うとふざけた話だったワケです。

驚きはこれだけにとどまらず、今回の「 当該部長 」全てが明らかになったあの日以降、姿を消し、音信不通という、信じられない事態になっていた。法廷も進まずの状況だそう…。

そして私は弁護士事務所の代表に、〝 ある提案 〟をしている最中…。

それは、まだ先の話かもしれないが、被害者の方の社会復帰にぜひ、当社に一肌脱がせて頂きたいと…。コレはまたいつかご報告できる日がきたら報告させて頂きます。

皆さま月末の忙しい中、お時間頂き本ポストを読んでくださり、誠にありがとうございます。

本ポストが多くの方の目に止まってくださっていること、本当に有り難く思っております。

ポストを通して率直な感想になりますが
・過去に被害に遭われてきたかた
・泣き寝入りしてきたかた
・現在進行形で苦しむかた
・身の回りで被害を見てきたかた
こういった方が非常に多いということ、胸が痛みます。同時に悔しいです。

「 環境 」を変えることは決して逃げではありません。ご自分のココロに従ってください。

与えられた場所で咲く必要はないんです。自分らしく咲ける環境は自分の選択肢のもと、選ぶ権利はあります。

どうか塞ぎ込まないでいただきたい。皆さまからのご意見を拝見させて頂き感じました。

私は日ごろは、毎日頑張る皆さまの〝 気づきやきっかけ 〟になるような投稿をしております。

ぜひ、今後ともよろしくお願い致します。皆さまの貴重なお時間を頂戴致しましたこと、重ね重ね御礼申し上げます。

本ポスト、昨日から非常に多くの方に読んで頂き、感謝いたします。皆さまの経験を拝見させて頂き、私自身色々と学ぶことができました。

当社もハラスメント委員会との関係を今よりもっと密にして、環境美化につとめていこうと思います。身の回りから、できることから、風通しのいい現場になるように。

普段はトップセールス時代の〝セールスノウハウ〟や、マネージャー時代の〝人財育成〟に関するポスト、当社のステキな従業員の〝紹介ポスト〟や〝実体験〟をストーリー型でポストしてます。

「 ハイライト 」に皆さまから反応の多かったポストを残してますのでご覧頂ければ嬉しいです。

ステキなフォロワーさまに恵まれて今日まで続けてこれました。
今後も「 ココロ 」を健康にして、最幸のセールスの育成、最幸の上司の育成に励んで参りますので引き続きよろしくお願い致します。

今日から8月スタート!今月も皆さまにたくさんの幸がありますように。

Xユーザーのぼすさん: 「「 私、○○部長にセクハラされました。 そのあと、パワハラを受けていました 」 ある会社に届いた、いわゆる 『 告発文 』に記されていたコトバの一部 ……… 「 やばいことになりました 」 先日、この会社の常務から連絡が入った 電話ごしに聞こえた声からも ただならぬ状況は感じた」 / X

 皆さんは、このポストからどんな事を感じたでしょうか? 私は、これから就活をしていく大学生の息子がいる親として、とても残念に思いました。

 就職を目指す学生は、ある意味「弱い立場」だと言えるでしょう。このような会社ばかりではありませんが、同じような目に遭って泣き寝入りしてきた人も多いと思います。

 当該人物に大いに問題があるのはもちろんですが、このような人物を面接官に据えてしまう会社の危機管理能力を疑ってしまいます。

 ドライブレコーダーが標準装備される今の時代です。ビジネスマンであるならば、大事な場面で「言った言わない」を回避するために、会話を録音しようと思うのは当たり前だと考えておくべきではないでしょうか。

 いくら〇〇部長という肩書があったとしても、会社組織に損害を与える人は処分されて当然です。

 昨日のネットニュースで次のような記事がありました。

 元アイドルのいじめ告発に関する話で、この記事のコメント欄に次のようなコメントがありました。

いじめはいじめる側が絶対的に悪い。いじめられる側にも原因が、という人もいるみたいだが、断固として間違っていると言える。

今もし、いじめられている方がいるのであれば、まずいじめられている証拠を集めておいてほしい。 音声データでも、やられたことを写真に収めるでもいい。

これをいじめている輩の絶頂期、やがて来るその輩の祝いの席なんかにぶちまければいい。 

就活で内定が決まったら、その会社に送りつけてやればいい。 そしてこれができるということをチラつかせながら生きるといい。いじめている側は常に怯えて生きなければいけない環境をつくる。 これが、一番の復讐になると思う。

ライブ中にいじめ告発から5年…元アイドル・小野寺ポプコの今 米大学院卒、バズり続ける無敵の存在へ「成功って一つじゃない」(オリコン)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

 このコメントに対してコメントするために、次のように書いた人がいます。

音声データでも、やられたことを写真に収めるでもいい。これをいじめている輩の絶頂期、やがて来るその輩の祝いの席なんかにぶちまければいい。  就活で内定が決まったら、その会社に送りつけてやればいい。

これ、証拠がでっちあげじゃなくて真実だったとしてもやられた側に訴えられると普通に名誉毀損になるから要注意

さらに言えば、 大学時代の同級生でまさにコメ主が言う復讐?に遭った人がいて、そいつは確かに人としてダメな奴だからどうでも良かったんだけど、そいつを採用した会社側が「当事者間で解決しろ、会社を巻き込むな これ以上弊社に関わるなら威力業務妨害で告訴します」って対応を取り、普通に入社しておりました

その後2人でやりとりがあったかは不明

ライブ中にいじめ告発から5年…元アイドル・小野寺ポプコの今 米大学院卒、バズり続ける無敵の存在へ「成功って一つじゃない」(オリコン)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

大学時代の同級生でまさにコメ主が言う復讐?に遭った人がいて、そいつは確かに人としてダメな奴だからどうでも良かったんだけど、そいつを採用した会社側が「当事者間で解決しろ、会社を巻き込むな これ以上弊社に関わるなら威力業務妨害で告訴します」って対応を取り、普通に入社しておりました」

 いじめの被害者が、自分をいじめた加害者を採用した会社に告発したわけですが、それを無視して入社させた挙句、「威力業務妨害で告訴します」と言われちゃったんですね。

 コメントを書いている人が「そいつは確かに人としてダメな奴」と認めている通り、会社のためを思えば採用を思い留まるべき人物だと思うのです。

 人をいじめて平気だし、友人から見ても「人としてダメな奴」だと判断されるような人は、会社にとって不利益をもたらす人材としか思えません。そういう人物を採用しないために人事がいるのではないのでしょうか。

 せっかく、再考するための内容を提供してもらったのに、それをまともに受け取ろうとせず、あろうことか「訴えますよ」と言うなんて、人を見る目がない上に人事の仕事を果たしていないのではないかと、とても残念に思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?