コンビニでトイレを借りる事が多いので、興味を持って読んだ記事を紹介します。
30年くらい前にコンビニでアルバイトをしていました。都内の繁華街で右隣がキャバレー、左隣がホストクラブという立地のお店でした。私は深夜勤務を一人でやっていましたが、毎日来てくれる馴染みのお客様とのささやかなやりとりが好きでした。
たくさんの方が使用すれば、水道代や備品代がそれなりにかかりますし、店員の掃除の回数も増えるに違いありません。個人経営のオーナーであれば現実的な問題を考えますから、顔で笑って心で泣きながら対応しているかも知れませんね。
「せめて何か買ってくれるお客様であってほしい」
そう思っていても、商売人であれば口には出せません。
都会の繁華街では「トイレはありません」と言って対応するお店も多いと聞きますが、その土地柄などを考えるとやむを得ないのでしょう。
急を要して藁にも縋る思いで借りたい人にとっては、やっと見つけたコンビニは救世主です。「“誰でも利用可能”として社会インフラである」と言ってくださるローソン様には本当に感謝しかありません。
私はいつもささやかなお礼として飲み物を買ったりしますが、そういう人がほとんどではないでしょうか。
「困った時はお互い様」
助けてもらったら、今度は誰かを助けよう。そんな日本になっていけば良いなと思います。