50歳超えの大学院留学(オンライン)、とにかく始めた。

私は今、オンラインで大学院に留学中です。
始めて以来、新しい体験だらけなので、そんなのを知りたい人がいるかは分からないけど、修士課程の途中ながら、とにかく書いてみようと思います。

在籍中のコース: イギリスのダービー大学、MSc in psychology = 理学?それとも理系?修士、心理学コース。
必要年数: 3年、または倍のペースで履修すれば1年半。
認定: イギリス心理学会の認定コース

あー‥こう書いていくと、自分でもかなり本気モード、前途洋々みたいに錯覚しそうになりますが、そんな訳はありません。
修了した頃には還暦が目前です。身内が役職定年だとか、定年後再雇用だとかって呟く、もう第一線は引退の年齢です。
手に入れた修士号やら技能やらが、何の役に立つかも不明です。
‥そして実際にやってみて身の程知らずを思い知ったのですが、かなり手強かったです。
それでも、やぶれかぶれながら一教科、一教科と単位を取っていき、もう少しで終わりが見えてきました。

ダービー大学に関する学習歴を時系列にすると、こんな感じです。

2018年3月(52歳) 放送大学修了。文系&理系修士?、よく分からない。イギリス留学を目指すことにして、英語認定試験(IELTS)を受け始めた。最初が多分、5.5。

2019年5月にダービー大学に入学。5月末からの夏学期、9月末の秋学期と終えて、一応単位は取れたが、要領がつかめず、ぼう然。

2020年1月末からの春学期が不合格!‥課題の再提出にて、何とか単位を取得。
5月末からの夏学期は、何をどうやっていいか分からず、文献を読んでも何のこっちゃ分からず、課題提出だけはして、再提出の権利を得る作戦に切りかえる。もちろん、不合格。
‥本来は課題を再提出しなければいけないが、その気力なし。放置。

9月末からの秋学期に、何のアクションもしない、前学期の課題再提出もしない私に、担任の先生からメール連絡。
勉強やる気がしません、コロナで老人ホームの母親に会わせて貰えないとか、いろいろあって‥じゃあ健康管理部門で相談しなさい‥カウンセリングを受けますかね?‥で、teamsでカウンセリングを毎週一回を5回受けて、今学期はコロナで気持ちが不安定だから休学と決定。カウンセリングの先生が証明書を書いてくれて、追加料金なしで休学できることに。

履修の都合で2021年5月末から復学。選択科目で、痛みの心理学を選び、線維筋痛症をやることに。
しっかし、今のところ治せない、うまく付き合っていくしかない疾患を、どうもっともらしく患者を指導するかって何語でも難しい課題にぶつかって、撃沈。薬の服用を批判的に書いたら先生にダメと言われたけど、私もそこは考えがあるから訂正するわけにいかなかったら、減点。
でも、この科目のときから、英語で文献を読んで知識・理解を深めるということが、やっと出来るようになったのを実感した。

9月末からの秋学期は、良い点数ではないけれど、合格。
2022年1月からは1年かけて、修論研究。何とか合格。

そして、また履修の都合で1学期あいて、今年5月末からの夏学期に、2020年夏に放っぽらかした科目を再履修すれば、そして合格すれば、とるべき単位は全部とったことになる。

ひー、思えば遠くへ来たもんだって感じ。
その間に歳もとったし。
感想としては、やって良かったと思ってる。
次にやりたい事も見つかった。
でも、とにかく今のダービー大学を終わらせなければ!



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