50 歳超えの大学院留学(オンライン)‥コロナで休学したら、大学がカウンセリングしてくれた

前回の記事に、コロナ騒ぎで勉強が手につかなくなり、学期が始まっても何もしなかったことを書きました。今回は、その続きです。

大学のホームページを開いて、その週のお知らせ・ホームページ上の教材・他の学生の投稿を読む、自分が投稿するといったアクションを大学が把握しているようで、学期が始まってしばらく動きがないと大学から連絡が来ます。
そのときも担任からメールが来たので、こういう訳で勉強やる気になりませんと返信しました。

では担任の私から今学期の担当に連絡しておくよ、あと健康管理センターで提供するカウンセリングを受けたいかねと聞かれて、何の気なく希望すると答えました‥このカウンセリングがむちゃくちゃ大事でした、後から知りましたが。

大学の健康管理センターの申し込みフォームを送信して間もなく、日時の打ち合わせがあってカウンセリングが始まりました。
毎週同じ曜日の同じ時間に、一回45分だったか1時間だったか、計5回と決まっていました。
もちろん無料です。

多分、同じぐらいの年齢の女性がカウンセラーでした。
待っていると、彼女からスカイプの電話がかかってきました。
学期が始まったけど、コロナでいろいろあって、気持ちが落ちつかなくて、勉強する気になれなくて‥と言おうとするのですが、細々話すには語彙が足りませんでした。
チャットにして貰えないかと聞いてみたけど、無理とのことでした。
次からは言いたい事をメモしておくことにしました。

カウンセリングの前半は、私が泣きの涙でコロナになってから毎日がどんなに辛いかを‥メモを読み上げて訴えました。
‥メモに書くときは本気なのですが、読むときはちょっと冷めてるので、ふーんこんな事をカウンセラーに話すのか、トホホな感じがして、それでもそれしか話す事はないので毎回メモを片手に愚痴りました。
後半はカウンセラーが、あなたは自分の考えを変える必要ないし、思った通りに行動すればいいと、そんな事をいろいろ言ってくれました。
カウンセリングの5週間の間にもコロナに関連する嫌な事があり、それも彼女に話しました。
いつものように、あなたがやりたい様にやったら良いよと返ってきました。

そうだよね、コロナに限らず私は周囲とはたいてい意見が合わなくて、でも自分の思う通りにやって来たんだから、それで半世紀も生きてきたんだから、このまま方針続行するしかないよねと、カウンセリングを毎週受けるうちにココロの動揺もおさまりました。
!そして、何より良かったのは、カウンセリング最終日の5回目に証明書が欲しいかと聞かれて、希望したら休学が必要だと書いてくれました。
学校からの案内をしっかり読んでなかったのですが、メンタルを理由に休学するならNHSのドクターか国外在住者はそこの医師の診断書、または学校の健康管理センターのカウンセラーからの証明書が必要とありました。
証明書を送って、めでたく無料での休学が認められ、学校公認で次の学期まで休めることになったのです。
勉強する気になれないけど学期が始まっちゃってどうしようというのも私の落ち着かない大きな理由だったので、めちゃくちゃ安心しました!

ついでに科目の都合で次の学期も休むことになり、合わせて8ヶ月も勉強から離れて、すっかりリフレッシュできました。
結果として、その一休みがあったから復学して続けられたように思います。
復学して2科目と修論研究は、苦しいけど自分なりに勉強を進めることが出来ました。
こうして考えると、大学の配慮が本当に有難いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?