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怪奇!OH MY GODにカラスを見出した男!!


茶番


20XX年夏。
地球と呼ばれる小さな星の小さな島国、日本。
そこに1人の男がいた。
彼の名は"かみなが"。283プロダクション所属二人組ユニット"SHHis"の片割れ、"緋田美琴"の担当
──いや、正確には
『緋田美琴とシャニPがイチャつくレッスン室の壁のシミ』 
端的に言えば『Pみこ過激派厄介クソオタク』
ということになる。
そんな『Pみこ過激派厄介クソオタク』の彼は一体どうしてその様な哀しきモンスターと成り下がってしまったのか。
我々取材班(一名)はその秘密に迫るため、『Pみこ過激派厄介クソオタク』に詳しい城南大学人間科学部
沢渡教授に話を伺ってきた。

取材班: 本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。早速ですが『Pみこ過激派厄介クソオタク』についてお話を伺ってもよろしいでしょうか?
沢渡教授:はい。『Pみこ過激派厄介クソオタク』…
彼が発生したのは2022年の春ごろとされています。
取材班:そんなに最近だったんですか…
沢渡教授:ちょうど"アイドルマスターシャイニーカラーズ4thライブ 空は澄み、今を越えて"の開催時期と被っています。彼はこの時期にシャニマスにどっぷり浸かり、俗に言うところの『クソオタク』になっています。
取材班:では、そのイベントがきっかけで『クソオタク』に? 
沢渡教授:いえ、正確にはイベントの後にとあるDiscordのサーバーに参加したことがきっかけになります。そのサーバーこそ───

本題

そのサーバーこそ"SHINY CORD"である

サーバー参加者数は1000人を軽く越え今もなお巨大化し続けるシャニマスのファンサーバーだ。

今回このnoteを書くきっかけとなった企画、
ベンプ氏の"我儘なnote連作企画"もこのサーバーで生まれた。
詳細は以下のnoteを参照いただきたい。。

茶番でも書いたが私は緋田美琴担当──ではなく
『緋田美琴とシャニPがイチャつくレッスン室の壁のシミ』であるから、緋田美琴というアイドルについて書くべきなのだが如何せん彼女のソロ曲はまだこの世界には存在していない
/*正確には世に出ていないだけで存在はしているのだが執筆時点(2023年7月7日)では発表されていないので存在していないものとする*/
ので、何を書くか悩みに悩んだ結果、ここでタイトルに回帰しようと思う。
そう、ある日私はSHHisの楽曲"OH MY GOD"にカラスを見出したのだ。

鴉羽

これはなんでもないただの成年男性のイタい独り言なのだが、私は来世何かしら動物に生まれ変わるなら鴉になりたいと思う程度には鴉という動物が好きだった。
理由を書けば長くなるがそれを書くと今回の趣旨から大きく外れるので割愛する。
さて、そんな鴉と週刊少年ジャンプをこよなく愛する私が『Pみこ過激派厄介クソオタク』となる原因の一部にもやはり鴉が絡んでいた。
というのも、緋田美琴の初期衣装"シルキージェムシリカ"で彼女が纏うドンキホーテ・ドフラミンゴが来てそうなヤツこのモフモフなヤツ、実は鴉の羽根モチーフなのである。これはもう、推すしかない。

鴉の羽根にしか見えない!!!!(全盲)

/*ウソである。*/
/*顔だけで推すことを決めたのである。*/

また、緋田美琴というアイドルと鴉は切っても切れない関係であり、その証拠にハロウィン衣装である
"ミッドナイトモンスター"では、主張は控えめながらもその肩には漆黒の翼が存在し、

魔王みこかわい・・・


さらに昨年のハロウィンシーズンに彗星の如く顕れたトワイライトコレクション限定S-SSR"こんなのホラーでしょ最悪"で登場し、後に販売が開始されたコスチュームガシャで対象となった衣装"オルールトリィト"でも鴉の仄昏い羽色を連想させる黒いドレスを身に纏っている。

吸血鬼みこかわい・・・


ここまでの要素を公式から提示されて
”緋田美琴と鴉は全く関係はありません!”
言うのはあまりにも無理がある。
/*無理ではない。寧ろ余裕である*/
そういったマリアナよりも深くエベレストよりも高い理由によって私は『Pみこ過激派厄介クソオタク』の道を歩むに至ったのである。
/*ただひたすらに、真摯に、"アイドル"であることを選び続けた姿に惚れたのである*/

幻影

ある日の帰り道、いつもの様に"OH MY GOD"を聴きながら歩いていると鴉の鳴き声が聞こえた。
「元気な鴉だなぁ」なんてぼんやり思いながらふと違和感に気づく。今までイヤホンで曲を聴きながら歩いていて鴉の鳴き声が聞こえた事なんて一度もなかったのだ。
ノイズキャンセリングの性能が高すぎて電車で3駅乗り過ごした事があるのだから間違いない。
ならばこの鳴き声は楽曲から聴こえているのだ!
そうして"OH MY GOD"を最初から聴き直してみる。
イントロ これは違う。Aメロ ここも違う。Bメロ これも違う。サビ 
全く聴こえない。そんなことを繰り返し、曲も終わりかけた時だった。
「――ッ!!」
03:17…通称アイヤイZONEにヤツは"いた"。
それも一度や二度ではない。アイヤイZONEの始まりから曲の終わりまで鳴いて…いや、歌い続けていた。
3人目の存在に気付いたその瞬間から、私は"OH MY  GOD"を聴くたびに鴉の歌声が聴こえる呪いをかけられてしまったのだった……。

後日、冒頭で紹介したサーバーでの通話中にこの事を話したところその場に居合わせた5人のオタクが検証してくれる事となった。
が、何度聴き直しても彼らは
「カラス・・・?」
「横断歩道のアレなら聴こえる」
「⚠カラスの鳴き声には全く似ていません!⚠」
など皆カラスの鳴き声は聴こえないと言う。
ならば答えは只一つ。
あれは私にしか聞こえない呪い、あるいは幻聴だったのだ……。

終劇

いい感じのオチがおもいつきませんでした

おまけ

本当はP-SR”SEASON”のフェス衣装イラストにいる機械仕掛けの鳥も鴉
だって言い張りたかったけど流石に色がね・・・となったのでやめた。


余談

デレマスも好きだった。担当は初めは4〜5人いたが最終的に1人に落ち着いた。
しゅがーはぁと…佐藤だった。
(しゅがは)
彼女もまた愚直に"アイドル"であることを選び続けた1人だった。
そんな彼女を応援していた自分であるから、緋田美琴に辿り着いたのはもはや必然とも言える。
いつか2人の絡みが見られたら、と願っている。




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