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久しぶりの阿字観
皆さんは『阿字観(あじかん)』をご存じですか?
『阿字観』とは、瞑想法の一つです。
瞑想により「世界と自分はひとつである」ことを実感するのです。
これは密教の根本経典の一つである「大日経」で説かれています。
只々瞑想するのではなく、宇宙とつながるという世界観を感じることが大事です。真言宗では『阿字観』を複数回重ねると瞑想法を習得できるといいます。
マインドフルネスという言葉があるように、以前研修でも瞑想したほうがいいよと言ってきました。これは、今の自分と向き合うことで何か気付くことがあるよということです。また、ヨガにもつながっているそうです。(私はヨガはしたことがありませんが💦)
私も深川不動尊で定期的に行われている『阿字観』に久しぶりに行ってきました。
『阿字観』と言えば、対象物があります。
月の中に蓮華の花があり、大日如来の梵字が書いてあるものをご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
やはり普段とは違い、『阿字観』には作法としきたりがきちんとあります。
お坊さんにそって一緒に作法をやり、神聖な雰囲気と感性を感じながら瞑想に入ります。
今回は1時間の瞑想でしたが、その間は静かに何を考えてもいいということです。さらに寝てもいいというのです。私は一週間の疲れからなのか、抗がん剤の副作用で飲む薬のせいなのか・・・ほぼ寝てしまいました(笑)
そして寝てても筋が伸びていて、失礼のない程度なら全く怒られません。修行なので、座禅だとバチンと後ろから叩かれるというイメジーがあると思いますが、阿字観だけは安心してできます。
でも、やはり瞑想修行はいいなと思いました。
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