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【読書感想】「今日、誰のために生きる?」ひすいこたろう、SHOGEN著

ネットで存在は知っていたのですけど、タイトルから
「他者のために生きることが大切」なんてことが書いてある
のかな、と思って買わないでいました。

でもなんとなく気になっていて、書店で見かけたので、
買うことにしました。

そして、読んでみたら、舞台となるブンジュ村での
あいさつで「自分のために生きてね」という、
想像の正反対の意味のこと書いてありました。

続きもあります。「自分が満たされて幸せにならないと
他者を幸せにすることができない」というようなことが
書かれていました。

あとは自分の仕事を愛しているけど、3時半には仕事を
切り上げるそう。

ブンジュ村では電気もあまり通ってないので、日が昇っている
間に帰らないと家族の顔が見れないから、だそうです。

また、ブンジュ村の人は「残業なんてしたら、恥ずかしいだろ」
なんて言うそうです。

他にもいろいろ書いてあって、日本人は虫の音を聴き入るのですけど、
西洋の方は虫の音をノイズとして聴き取ってしまう、などとありました。

自分を愛し、生活を愛し、周りを愛する。

そんなことを想わせてくれる一冊でした。

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