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得意なこと・好きなことが何もない。何もない自分だからできること


2020年も残りわずか…といっても、年末の実感が全然湧かない。
大掃除をして年末感を演出してみよう…かなあ、、。と思ってはみたけど、
なかなか腰が上がらないよ~~そのうちやります。たぶん…

大掃除をする代わり?に一年のまとめ!的な記事を書きたくなったので書いてみる。



2020年を振り返ると、「色々あって大変だったねー」とみんなが口を揃えて言う。そう、色々あった。色々。
自分の場合、色々の7割を占めるのが就活のこと。”就活”というより、”自分探し”の方が、しっくりくる気がする。

「将来、何がしたいか」という問いに対して、少しでも納得がいく答えが出せるように、5月頃から自己分析をはじめた。
自分史を書いたり、メモの魔力の質問に答えてみたり、サイトの性格診断を受けてみたり…様々な手法を使って自己分析をしてきた。
色々試してみて、その中で、やりたいこと(いわゆる就活の軸)に当たる部分が明確になってきた。そのときの軸が、

世の中の「知らなかった」を「知りたい」に変えて、
選択肢を増やし、可能性を広げられる仕事がしたい。

だった。割といい感じにまとまってる気がする。この軸の誕生には、ある経験が関係しているのです。
大学一年生の春休みに、熊本県のケーブルテレビ会社で二カ月間のインターンシップに参加した。ドキドキしながら「東京から来ました!」と言うと、100%の確率で、町民から「よく何もないここに来たね。」と言われる。何もないを言われる度に、寂しさ、くやしさ、もどかしさ、色々な感情が生まれた。魅力があるのに、伝わらない。無知という言葉が恐ろしく感じ、無知を可能性に変えられる人でありたいと思うようになった。
そうすると、商品やサービスに初めて触れる機会を創出できる、広告業界がいいのではないかと思うようになった。

9月頃から、就活をしつつ、月一でオンラインイベントを開催していた。
詳細はこちら↓ (この取り組みが、後に新たな自分の軸を見つけるきっかけになるのです…)



オンラインイベントのゲストを探しているときに、ある会社に出会った。その会社のHPを見たとき、一目惚れのような状態に陥ったのだ。その会社のHPには、一番目立つところに「想いをプロデュースする」と書いてあった。きっとこの言葉に惚れてしまったのだろう。この気持ちを伝えたいと思い、即効で代表の方にメッセンジャーを送った。
どうしてここまで、惚れ込んだのか。それは、自分には「何もない」から。


【小学校から高校までのはなし】
小学校から高校までの出来事を思い返してみると、自分の力だけで何かを成し遂げたことがなかった。中学は吹奏楽部、高校は合唱部で、いつも何かの一部として過ごしてきた。運動が苦手だからという理由で、文化部の選択を取っていたけど、よくよく考えてみると、当時の自分は、何かの一部になることしかできなかったのかもしれない。

我が家には、姉と兄がいる。姉は4つ離れていて、兄は1つだけ。
姉は手先が器用で、絵や作ったりするのが得意だった。兄は運動神経が良くて、いつもバスケ部のレギュラーだった。頭の回転も速くて、よく算数を教えてもらっていた。二人には得意なことがあったし、好きなこともあった。
でも、自分には得意なことも、好きなこともなかった。いつも上の二人を見て、なんで自分には「何もない」のだろうと虚しさを抱いていた。

でも、そんな自分でも、二人には絶対に負けてないなと思うことがある。
それは、気が利くこと

そのときに、何が必要で、何をしてあげたら喜ぶのか、相手のことを考えて行動するのが、二人よりも得意だった。
気が利くことって、誰でもできそうだと思っていた。だけど、バイト先で仕事をしていると、気が利かないなーと思うことがしばしあるし、家でもよく思う。そう考えると、気が利くことって、何もない自分だからこそできたことなのかなと思う。


何もないということは、キャンパスが真っ白な状態。いつでも何色にでもなれる。どこへでも行ける。相手のことを考え、想うことができる余白がある。だったら、将来はこの余白を誰かのために使える人でありたいと思う。

何もない自分だからこそ、誰かの想いを形にする。

自分の軸見つけた。



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