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愛しの殺人鬼さまへ(小説書き出し)

はじめに

4ページ目は、私が過去に執筆した小説……の書き出しの発表会です。

今回の小説の書き出しは、2016年9月17日に書いたもの。女性視点で、最終的はメリーバッドエンドを目標に書こうとしていた、と思います。多分。

愛しの殺人鬼さまへ

 私は、悲しいほどに、女だった。彼が愛し、慈しんだ女で、同時に憎み、軽蔑した女だった。

 どうしようもない。女に生まれついてしまった。女として生まれて、女として生き、そして、女という役目を完璧に成し遂げた。私の涙が止まらないのは、そのせいだ。私は彼が愛した女だから、彼を想って泣いているのだ。私は彼が憎んだ女だから、彼を想って泣いているのだ。

 私は、良くも悪くも、彼が望んだ通りの女なのだ。愛らしく、か弱い、馬鹿な女。だから、愛する男の死を、嘆き悲しんでいる。

 ああ、今すぐにでも、あなたの後を追って死んでしまいたい! そんなことを思いながら、でも、どうしようもないから、それらしく悲しんでいるのだ。

いつか書ける日がやってくる

いつか、いつか。これを「小説」と言えるかたちにできるチャンスがやってくるといいな、という野望を抱きつつ、これを書いた時、私は何を思い、何を感じていたんだろうか?と気になりますね。

そして、いつか「小説」へと昇華できる日がやってきたとして、今の「私」はどう書くだろうか?となんとも表しづらい、けれど、単純に言うのならば、好奇心とワクワク感でいっぱいです。

チャンスがやってくるといいな、と綴りましたが、きっと私はそのチャンスを掴める。そんなポジティブな気持ちを持っていたいと思います。

「私」の目指すところは「表現者」なので。


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それでは、4ページ目はこれでおーわり!

私という「個」を応援してくださると嬉しいです。このnoteで行っていきたいあなたの「進化」のお手伝いにて、恩返しできればと思います。