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ミツマタで紙をつくる街

紙の歴史を学ぶには今日は富士市にある「歴史民俗資料館」にやってきました。 娘と一緒に。 娘は隣にある公園に行きたくて、資料館に入ったそばからソワソワしています。 子どもは公園が好きですね。 でも、私はこの資料館が大好きなんです。 一見、古い教会のような外観で、中に入ると木組みの天井が美しく 2階の回廊をぐるっと一周すると富士市の紙づくりの歴史がサラ〜っと 学べてしまいます。 富士市民俗資料館について 富士山の麓でどのように「紙」づくりが発展してきたのか? 紙がどのようにし

    • 王子キノクロス株式会社が開発したバイオマスの不織布「キナリト」でパッケージを作る。

      こんばんは。 今回は、静岡県富士市で生まれたバイオマスの不織布「キナリト」について。この不織布で、パッケージデザイン協会に送るサンプルパッケージを作ったので、その過程を書いておきたいと思います。 ⚫︎「キナリト」とはどんな何紙か・特徴は? 富士市にはさまざまな紙の会社があります。 あるイベントで知り合った紙の開発者。王子キノクロス株式会社のMさんから「キナリト」という不織布について教えてもらったことが始まりでした。 「キナリト」の主な特徴はこちらです↓ 木材由来のパルプ

      • 富士の水と紙の街。

        私の住んでいるまちは、静岡県富士市。 新幹線の駅で言うと「新富士駅」で、 駅から眺めるには一番正面に富士山をとらえる街です。 富士山と駿河湾にはさまれ、豊富な水と木を原料とした「紙のまち」として発展してきました。 2024年の今、富士市に住んでいる感覚で言うと、水が豊富な印象は確かにあり、水道水は確かにおいしくてしかも安い。とくに、夏そうめんを食べるとき、湯掻いた麺を水でしめるのに水道水の水が冷たいのでよく麺がしまって美味しくなる。都内で暮らしていたときよりも水が違うなとい

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