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子に残す、生命保険という選択肢

ワイちゃんである。

なぜ子どもに現預金を残す際、
生命保険なのか、を考えてみたい。

言うまでもなく、生命保険の特徴は
受取人固有の財産であるということである。

遺言状に左右されない財産というのは、
本当に強い。

遺言の信憑性を問われるような事態が
万が一起ころうとも影響を
受けないため、残したいという人に
確実に残せる手段となる。

単純に遺言で残そうとしたとき、
極端な話、例えば遺言の要件を
満たさないようなことがあれば
法定相続の割合に応じて
分割するしかない。

誰もが法律の専門家であるわけでもなく
また実務家に相談する余地もなく
不慮の死を迎えるようなことも
あるわけであるから、
まずは生命保険一本、というのは
とりあえずの措置として間違いはない。

一方、大抵の人は平均余命を超えて
生存する事が多い以上、
現預金で残すというのは
自身の生存における財産の
不確実性を含む。

わかりやすい問題としては、
老後2000万問題のダブルカウントである。

自身と子。

残酷な言い方だが、一般のご家庭であれば
老後の心配はほとんどの場合、
親世代の分だけを確保すれば足りる。

ところが、経済的な意味での
独り立ちが極めて困難な以上、
障害のある子の老後にも備えなくてはならない。

同時に兄弟姉妹がいるようなご家庭では
争族を発生させないよう留意する。

大変な問題である。

現状の生活もままならないことが
多いというのにさらに倍以上の
現預金を確保する。

さて、どうするか?

まず現預金の確保にフォーカスしたとき
考えるべきは大まかに2点挙げられる。

1.現預金の確保が達成できるか否か
2.確保すべき現預金の額が、親世代自身に
 とって、無理のない金額となるか

先の例から乱暴にまとめると、
自分たちの老後までに、
現状を維持しつつ、4,000万を確保
できるかどうかということである。

ここで冒頭に戻るが、
なぜ子に残す手段としての
生命保険が有用かというのが
この2点を解決できる可能性が
高いからである。

保険が持つレバレッジ効果と
本来的な死亡リスクに対する
経済的な保障は、例えば
定期保険であれば安価な掛け金で
数千万の保険金が確保できる。

また現在の外貨建一時払終身であれば、
予定利率と利率保証期間にも左右されるが
40-50代で加入できれば2~3倍前後のレバレッジが
確保できると思われる。
(ワイちゃんもう募集してないから
 見積権限放棄してしまったため
 興味がある方は、ネットでどこかに資料請求してね)

現在の円安から為替が相当振れても、充分な
保険金を確保できる算段が高い。
例を挙げると
一時払い保険料:500万円
1米ドル=150円
保険金設定倍率2.8倍
というような商品があった場合、
1米ドル=120円まで円高に振れても
死亡保険金は1120万円である。

外貨建て保険のリスクとして、市場価格調整などが
良くあげられるが、子に残すことを絶対条件とする場合、
中途解約を想定する必要がない資金を前提と考えれば
このリスクはある程度無視していいことになる。

親の老後資金準備+親なきあとに現預金で備える場合、
投資も含め、こういった金融商品のそれぞれの特性に
あわせて複合的に準備していくことが期待される。

一番は、やはり親身になって相談を受けてくれる、
本物の専門家とのつてを確保できるかということである。

まちがってもリ〇大に洗脳されないようにね。。。


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