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クリティカル・アナリティクス【競争力養成プログラム】

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日々のゼミで行なっているクリティカル・アナリティクス(略称:CA)をまとめて、発信しています。
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2024年7月の記事一覧

2024/07/11 競争力CA「SNS上で親が子をコンテンツ化することの是非」

今日のテーマSNS上で親が子をコンテンツ化することの是非 記事導入 みなさんこんにちは。今回は「ソーシャルメディア上で親が子をコンテンツ化することの是非」について議論したいと思います。 やや研究領域に近いテーマになってしまっているのですが、主に研究している分野とは離れているのでお許しを。 さて、以下で記事を紹介しています。信ぴょう性の低い記事ですし、なんならソーシャルメディア上での出来事でもないのですが、問題の本質はここにあるのではないか、と思ったのでこの記事を選択しま

6/27 CA 「オーバーツーリズムへの対策として観光客の受け入れ制限を設けるべきかどうか」

記事「富士山を隠す黒い幕、秋にも茶色に張り替えへ 景観を改善、材質は強化」 富士山と重ねた写真を撮ろうと訪日客が集まるコンビニエンスストア前に設置された黒い幕について、地元の山梨県富士河口湖町は今秋にも茶色の素材に張り替える方針を固めた。何者かが開けたとみられる穴が何度も見つかっていることから材質も丈夫なものに変える。 黒い幕は長さ20メートル、高さ2.5メートル。「ローソン河口湖駅前店」前の町道と反対側の歩道の間に5月21日に設置された。その後、人為的に開けたとみられる

2024/07/11CA「日本の学校教育における部活動の是非」

今回は「日本の学校教育における部活動の是非」について立論者は部活動は必要ないという立場、ゼミ生は部活動は必要であるという立場で議論を行いました。 【記事】 2019年9月6日 何のための部活動なのか?(学校教育で部活動をおこなう意味はどこに)  現在、日本の中学校や高校では、部活動は「あって当たり前」、「やっていて当たり前」と考えられている。特に中学校では運動部が70.6%、文化部は19%、文化部と運動部の両方また複数の部活に所属している割合は2.3%で生徒の大半が何ら

当選するつもりがない候補者の立候補を認めるべきかについての是非

記事 東京都知事選挙に56名が立候補している。前回の選挙(2020年)には22名が立候補しており、当時過去最多であったが、これを大きく上回った。東京都では選挙掲示板の枠が48人分しか用意されていなかった。このため都の選挙管理委員会は、届出順49〜56番目の候補者にはクリアファイルと画鋲を十分な数支給し、枠の下部や左右に掲示するように促すといった対応をしている。  世田谷区の保坂展人区長は「公平な選挙とは言えない。事前に枠が足りなくなるのは誰もが想定できた」と苦言を呈してい

6/27 3回生CA-個人の対話型AI利用の是非

今回の競争力CAでは、「対話型AI利用の是非」をテーマに、立論者は反対側、ゼミ生は賛成側に立って議論した。 *「対話型AI利用の是非」→「個人の対話型AI利用の規制への是非」に絞るに変更 【背景】オープンAIやグーグルが新しい機能を備えた生成AIのデモを行ったが、その機能以上に不意を突かれたのが、生成AIがまるで人間のようにごく普通の会話ができる相手となったことだ。従来は「AIは人間的に振る舞って良いのかどうか」という躊躇があったが、今回のデモでその一線を軽々と越えてしまっ

2024/07/04 1限競争力CA -公立高校入試において定員内不合格者を出すことの是非-

こんにちは! 今回の記事は7/4に行われた1限競争力CAについてです。 議題:「公立高校入試において定員内不合格者を出すことの是非」 立論者:「定員内であっても基準に満たなければ不合格を出すべき」(賛成である) 参加者:「定員内であれば全員合格にすべき」(反対である) の立場で反論を行いました。 前提内容・記事 教育新聞「公立高校の定員内不合格を初調査 全国で延べ1631人」藤井孝良、2022年12月27日https://www.kyobun.co.jp/articl