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公共政策系

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ゼミ生の研究で、公共政策系に分類される研究書評をまとめています。 政治や教育に関心のある方はぜひご覧ください! スキ!やコメントお待ちしております!
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#上久保ゼミ

卒業論文(執筆途中)

概要  本論文で提言するのは「京都市への交通特区の導入」だ。繁華街である河原町エリアや祇園、清水寺を囲むように御池通、烏丸通、四条通、東大路通を領域として仮想エリアを設定する。そしてエリアに関して、国内外で打ち出されてきた乗り入れ制限やロードプライシングなどの規制の導入に加え、シンガポールで実験の進む次世代のITS(高度道路交通システム)で道路課金システムの導入により、道路交通の改善と観光客の鉄道への移行の可能性を検討する。  以上の提言を行った背景として、京都市の交通事情

研修書評:今後のドローンの在り方とは

はじめに お疲れ様です。大学3回生のゆーすけです。以前まで「地方間における教育機会格差」についての研究を行っていましたが、秋学期から「今後のドローンの在り方とは」とテーマ変更し、活動を行っていきます。 テーマを変更した理由として大きく2つあります。 1つ目は「テーマの対象者が不明確」だということがありました。研究していく中で「都市部からの大学移転」と「奨学金制度」が課題であると捉えていましたが、対象者の実数が不透明であることなどから今後も研究していくことが困難だと判断し

研究書評:外国にルーツのある子供に対する初期日本語教育に関する研究

2023/07/06 期末発表の内容2023/07/06大学院進学試験を受けて  大学院試験の中で口頭試験があったのですが、その中で先生からご指摘いただいたことを今回はまとめておきたいと思ういます。 ・母語と母国語の定義をしっかりとする ・ゲーム理論について学ぶ ・経済特区を作ることは考えないのかについて これらについて考えていった。 母語の定義:母語とは、その人が子供のころから使っていて、もっともスムーズに感情を表現することのできる言語のことである。 母国語の定義:母

研究書評ツリー           京都市のまちづくりについて

10/5 研究書評 中村吉明「日本版MaaSの現状と今後の課題」 はじめに: 自動車産業はCASE(Connected、Autonomous、Shared & Services、Electric)による大変革の時代を迎えており、これらの要素は相互に関連し進化していく。 自動車産業はモビリティビジネスに進化し、技術の進展やシェアリングの普及により、クルマの「所有」から「利用」への移行が進行中。 日本でもMaaS(Mobility as a Service)が注目されてお

研究書評:地域間における教育格差について

6/29STUDYINFO 「Finnish education system」(閲覧日6月29日) 岩竹美加子 (2018)「フィンランドの教育、日本の教育」 南山大学ヨーロッパ研究センター報 第 26 号 pp.1‒23 https://rci.nanzan-u.ac.jp/europe/ja/journal/item/01_%E5%B2%A9%E7%AB%B9%E7%BE%8E%E5%8A%A0%E5%AD%90.pdf <内容総括・選択理由・内容批判>  今