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【The Guardian】Drones, fever goggles, arrests: millions in Asia face 'extreme' Covid surveillance

『Drones, fever goggles, arrests: millions in Asia face 'extreme' Covid surveillance』
担当:K

【日本語概要】
 コロナウイルスの流行で導入された非人道的な監視手段が、アジア全域の権威主義的な政権の無制限の権力を与えていると人権専門家が警告した。報告書によると、中国やタイではパンデミック時に施行された法律や、門限・ロックダウンを監視するドローン、追跡アプリなどの監視ツールや技術がすでに展開されていた。カンボジアでは、コロナ対策について政府に違憲した人々が拘束されたことを指摘している。大規模な監視活動に関して、プライバシー侵害のリスクが最も高い地域はアジアだということが、べリスク・メイプルクロフトのプライバシー権指数からわかった。このような監視が秘密裏に軍事的、政治的に用いられることを専門家は警告している。専門家は、説明責任がカギとなる。可能な限りどのような法律が制定され、それが適切かどうかを確認する必要があり、パンデミック終了後も人権の議題として議論すべきとしている。

【その他の記事】
1『Japan to release 1m tonnes of contaminated Fukushima water into the sea – reports』
 日本政府は福島第一原子力発電所から100万トン以上の汚染水を海に放出することを決定した。地元漁師や環境保護団体がこの動きに反対しているが、専門家は、水素の放射性同位体であるトリチウムが人間に有害なのは非常に大量の場合のみであり、国際原子力機関は、ろ過された廃水を海に放出する前に海水で希釈することが可能であると述べている。

2『Huge cat found etched into desert among Nazca Lines in Peru』
 ペルー南部の砂丘では、砂漠の丘でくつろぐ巨大な猫の姿が明らかになった。紀元前200年から100年の間に作られた地上絵は、自然浸食の受けやすい場所に位置しており消えようとしていた。新しい数字が発見されただけでなく、この数字から、この猫がナスカ文化以前に出されたものとしている。

3『Live coronavirus found on frozen food packaging in China』
 中国保険当局の調査で、冷凍環境でも生存できるコロナウイルスが発見された。アメリカやニュージーランドは保冷施設等での感染の可能性には否定的だが、ブラジルからの冷凍手羽先からウイルスの痕跡が発見されたことを受け、中国は冷凍食品の輸入に対する検査条件を引き上げた。 

4『Covid 'test-and-release' system for airlines 'in place by December』
 イギリス空港における国際線の検疫期間の短縮実験を12月1日までに行うべきと運輸大臣は述べている。準備について民間企業などを活用し6週間で準備できるとしている。タスクフォースは迅速検査について、十数社の企業と接触を図り、11月の初めに入国体制について首相に報告する予定である。

5『Russia planned cyber-attack on Tokyo Olympics, says UK』
 ロシアの軍事諜報機関が、今夏開催される予定だった東京オリンピックへのサイバー攻撃を計画していたことが、イギリス国家サイバーセキュリティセンターによって明らかにされた。ロシアが、国家ぐるみのドーピング犯罪が根強く、全競技者が排除されていた夏季大会を混乱させるために、準備していたことを示す最初の兆候となっていた。

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