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山とコーヒーと(六甲山編)

こんにちはマスターです。
行ける時にいっとけと2週続けての山歩き先は
関西の山といえばここでしょう。

「六甲山」

六甲山(ろっこうさん)は、兵庫県南東部、神戸市街地の西から北にかけて位置する山塊である。瀬戸内海国立公園の区域に指定されており、また新日本百名山、日本三百名山、ふるさと兵庫50山の一つでもある。
Wikipediaより

アクセスが良いし登山ルートが豊富なのでいつでも歩けるなと思いながら後回しになっておりました。

こちらの駅からスタートです。

阪急電鉄神戸線芦屋川駅

通勤通学でごった返ししている南改札を逆流し
て駅前のコンビニエンスストアに寄りおにぎりを購入こちらはイートイン可能な規模で品揃えも豊富でしたので山歩き用の食事や行動食の補充に最適な立地ですね。

<今回の山歩きルート>
① 高座の滝
② ロックガーデン
③ 風吹岩
④ 雨の峠
⑤ 六甲山頂
⑥ 有馬温泉駅

忘れずにYAMAPをセットして改札北口から
住宅街を通り抜けて高座の滝を目指します。
いざスタート。

改札北口出たとこ
YAMAPをセット
芦屋川
目印にすすむ

駅前を出発して芦屋川沿いを北へ歩いていくと所々に案内標識が設置されているので初めての方でも迷わずに高座の滝へ行けると思います。

間違えないよう左へ
高座の滝道へ
高座の滝道内

芦屋川駅から歩いて30分程で高座の滝道へ到着。気温は14℃で寒くもなく暑くもなくで
いい感じ!

歩きやすい環境
想像より小ぶりな高座の滝
高座の滝に到着
マスターの行動食
ブラックサンダーヘーゼルナッツ/そばぼうろ/黄金糖

高座の滝でちょいと小腹を満たして小休憩。
今回はいつもより歩く距離が長いので疲れる前に休憩を挟む牛歩戦術スタイルです。

段差がすごい

高座の滝横で小休憩の後は風吹岩へ向かいます。ここからいきなりの段差ゾーンになり大股で足を上げて進みます。
風吹岩までは2ルートあり一般ルートと地獄谷を経由するルート、マスターはロックガーデンを経由する一般ルートでいきます。

左 地獄谷 右 一般ルート
ロックな階段
ここを登る
まさにロックガーデン

ロックガーデンはその名の通り一帯が岩で構成されており手足を使いガシガシと登っていく様は山歩きというか冒険というかインディージョーンズの世界にトリップしたような感覚で

これは楽しい🎵

と素直に感じれますよ。

インディージョーンズ繋がりでマスターの思い出を一つ。
学生時代アルバイトをしていた喫茶店のオーナーは白髪の痩身で髭をたくわえた姿はまさにハリソンフォードにそっくりでした。

英語が堪能でオーダーを「コーヒージュェリー1つ」と通す姿は非常に様になり男性客には淡白に女性客には笑顔で対応するダンディなオーナー。
マスターがコーヒーの仕事に就いたのを喜んで話していたのを耳にした時は嬉しさと責任を感じたのを今でも覚えています。

晴れていれば海が一望できる

ロックガーデンの半ばまで進むと○と×の印がついたロックを発見。
ここはウルトラクイズの要領で○を選択して進みます。

まる
わかりにくいけどぺけ

丸バツゾーンを抜けると平坦な山道になり
チェックポイントの1つ風吹岩が見えてきます。

風吹岩は岩峰の間の風が吹き抜ける場所に位置し花崗岩らしく灰色の姿でハイカー達を待ち受けております。
とりあえず先は長いのでここらで一服です。

どーん
風吹岩に登れるようです
そばぼうろと黄金糖で一服

一服後は次のチェックポイントである
「雨ケ峠」を目指しますがこの道中にマスターに悲劇が、、、
先に言っておくと前回のマムシではございませんので。

魚屋道(ととやみち)を通って雨ケ峠へ向かう道中で

どっぷりと

落とし穴に落ちる、、、

前日の雨の影響か落ち葉だらけのぬかるみを歩いてると一瞬瞬間移動するような感覚でどっぷりと落ちました、、、
左足のくるぶしまで浸かって六甲山中でマスターどっぷり凹む。
雨上がりの山歩きは足元に気をつけましょうね。

雨ケ峠までの道中は中々に濃密で飛び石があったり高低差があったり手動ドアがあったりゴルフ場があったり長階段があったり、、、

内容は後の画像でご確認下さい。

とうっ!
よっこいしょ!
えっ!?
お邪魔します
急に現実に
あとから出来たのはゴルフ場の方じゃねーの??
脚パンパン
雨ケ峠
到着

雨ケ峠に到着したらおにぎりタイムです!

新作の焼きおにぎりを加えたいつもの鮭おにぎりとおかかにぎりはあっと言う間に胃の中へ。
六甲山の山歩きは想像以上に体力を消耗しているようです。
雨ケ峠で20分程ゆっくりしたら六甲最高峰を目指しますよ!

おにぎり3種

雨ケ峠から六甲最高峰までは正直

きっつ。

顔を上げると紅葉した木々が目の保養になりますが斜度の高い山道と階段が続く続く、、、
飴とムチのような道中ですよこりゃ。

登りが続いて脚がパンパンになり息が上がってくると身体が辛いですけどゆっくりでも進むようにしています。
立ち止まると再度歩くのが大変だし、この先の人生にはもっと辛い事があるかもしれない!?想定外の出来事が起きるかもしれないと思うと止まってられないですね。

とかなんとか歩いてると迂回路に遭遇。
迂回するルートの方が斜度があり大変じゃねーかと呟きながら六甲最高峰でのコーヒータイムを描いて進んでいきます。

本来は右の橋へ進みます
迂回路が階段て!

あっ!

迂回路の階段を登って降りた先の視界が急に開けてゴールの臭いがします!
こうなると不思議と身体が軽くなり歩く速度が上がります。

おっ!ゴールか?!
新設されたトイレ
自転車置き場
山頂が近い!

視界の先には新設されたトイレがありサイクリング自転車が停めれる設備や休憩ベンチのある広場が。

むむっ。六甲山頂が近い!

最後の登り坂を駆け上がる!
六甲山頂
登頂

芦屋川駅からスタートし4時間(休憩を含む)かけて六甲最高峰(931.3m)に登頂です!
山頂からは神戸の街並みや三田方面まで360℃ぐるっと見渡せるようですがなんせこの日は

風が強いし曇ってる、、、

めっちゃ風が強いのに大学生っぽい3人組がキャッキャ言うてるのを横目に登頂した達成感に浸るのはほどほどにして暖と疲れをとる為にコーヒータイムへ突入です!

とよなかSONeブレンド 〜ショコラの深み〜
ティーバックタイプのコーヒー
お湯を注いで3分待つ
コーヒーのお供

ホッとな深煎りコーヒーが身体に染み入るのを感じながら

「山を歩いた者にしか得られない達哉感がある」

なんて曇った空を見上げながら呟くマスター。
ゴールはまだ先なんですけどね。

コーヒーを飲む為に山を歩くというよりかは
山歩きがもっと楽しくなるような存在になれば素敵だなと思ってます。

コーヒータイム後はゴールの有馬方面へ向かいます。
大阪人からしたら有馬まで歩けるの??と思いましたが下りはなだらかで1時間ほどの道中でした。

いざ有馬へ
歩きやすい
下りでも迂回路が
ぐらぐら揺れる階段
迷わず近道へ
秋ですな
針葉樹林ロード
稲荷神社
真っ赤っか
稲荷神社の下り階段

下る時には晴れ間がみえ歩きやすい山道だったので非常に快適。

途中、結構な速度で走って下りるトレランの人をみて「すげーな」と月並みな感想しか出てこないほど体力を使い切りながら有馬の稲荷神社の階段を下りて有馬温泉街を歩いていきます。
この階段は地味に長くて急なので注意して下さいね。

温泉街は平日でも人が多く賑わいがあり外国人の方もちらほらと見かけました。
日本一のジェラートに惹かれて寄り道をしましたがゴールの有馬温泉駅はもうすぐそこ。

塩マスカルポーネきんかん香る甘酒仕立てとカボチャとナッツの、、、をダブルで

日本一のジェラートはこちら
<アリマジェラテリアスタジオーネ>

ゴール!
神戸電鉄有馬温泉駅

これまでの中で最長の山歩きは無事有馬温泉駅に到着することができました。
山歩きにはなんだかんだとありますがゴールするとそれも良い思い出として心に刻まれて不思議な達成感と充実感で一杯になるのが魅力の一つですかね。

そろそろお湯を沸かすアルコールストーブが欲しいな〜

青いのが今回のルート

<マスターの山歩き記録>
日時:2022年11月14日(月)曇り
場所:兵庫県神戸市六甲山
山歩きタイム:6時間38分(休憩含む) 
走行距離:12.1km
持ち水:500ml×3本 
持ち湯:500ml×1本(コーヒー用)
行動食:おにぎり3個 そばぼうろその他3種

コーヒーは山で飲むのも美味い

かみかわ珈琲焙煎所
マスター

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