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バレンタイン戦争

バレンタインは戦争である。
毎年悲惨な粉飛びと焦りに見舞われる。

バレンタイン前夜は死ぬほど大変だった。
まず13日の夜に作ろうとしたのがバカだったのか…

14日は別の予定が入ってしまっていたため、15日に彼に渡す予定であった。
私が今年作ろうとしていたのは、クッキー、チョコマフィン、トリュフである。
あと買うべきものは生クリームとベーキングパウダーの二つ。

13日22:00のスーパーにて

駅前のスーパーに買い出しに行ったところ、トリュフで使いたかった生クリームがないではないか!!!!
そりゃぁそうだ、前日に生クリームみんな使うから買うよね。在庫ないよね。

焦った私はベーキングパウダーのことなんか全て忘れ、まさかの何も買わないで帰ってくるという奇行に走った笑

いざ作ろう

とりあえずクッキーを作ることにした。
もうヤケクソだ。

毎年思うが、バレンタインはヤケクソで作るものではない。大体失敗する。

お菓子作り別に嫌いじゃないけど、期限があるっていうのがダメなのだろうか。そして難しい。

たくさん量いるかな〜とか思い(渡す人1人、あと残りは家族)レシピの2倍量で作ったところ、とんでもない量が出来上がった笑笑

結局半分ほどを型抜きし、焼いた(レシピ通りでよかったではないか!!!笑笑)

チョコマフィンとトリュフの代替案

生クリームとベーキングパウダーを買い忘れた時点で、計画は全て狂っている。

さて、何を作ろうか。
もう日付が変わりそうである。

そんな時にレシピを見つけた「ショコラテリーヌ」


富澤商店のインスタ投稿から見つけた


なんかいい感じに作れそう。バターもあるし。

まあ、結果から説明すると大失敗をした。

こんなに不味くて甘すぎるものができるのかと、自分を疑うくらいだ。

失敗の要因としては主に二つある。

一つ目、湯煎の温度が明らかに50℃以上であったこと。そのせいで、チョコ、砂糖、バター、全て分離したものが出来上がった。砂糖のジャリジャリ感が、パフに間違えられたほどである。

二つ目、シリコンマフィン型を使うべきところを、私は金型でやった。もともと紙に入れていたのだが、バターの油分が溶け出したため、紙はそこから破けてしまい、そのまま金型に出してしまったため、冷蔵庫で固まったテリーヌは取れない。シリコンならスポッと取れたのに…切り込み入れても大変だ。

そんな私の失敗作を大失敗に仕立て上げたのが悪魔の2倍量作戦である。

やばい甘いものたちがとんでもない量出来上がってしまったのだ。なんならほぼバター。家のバターを全部使い切ったのに、ほぼ分離している。なんなら固めたらホワイトチョコに間違われたくらいだ。

とりあえず次の日ココアパウダーを塗し、可愛くシートで包んでみたけど、どうにもならない!!!
なぜなら、まずいから!!!

こんな思いは二度としたくない笑
けどめちゃくちゃネタになった笑笑
(もちろん彼氏には内緒である)

結局今年も敗戦である。
なんとも虚しい。

今年の経験を活かし、来年はもっと余裕を持って、身の丈にあったお菓子を作りたい。
今年はまだ市販のチョコを買っておいたから良かった。
結局うまいのは市販のチョコだと思うよ。そりゃあね。

それでも女レベル上げたいじゃん?
だから頑張るんじゃん?
来年もチョコさん宜しくね?

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