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優勝候補筆頭といわれていたチームが感じたプレッシャー&裏舞台   〜2007年度高校サッカー選手権〜

どうも、上條宏晃です。
今回は今まさに行われている高校サッカー選手権の僕自身の思い出や裏話を覚えている範囲で書けたらと思います。
僕が出場したのはもう12,13年前の86回大会になります。
なんかすごく懐かしい。笑
そして年取ったなぁ、と改めて感じますね。
気持ちはまだ中学2年生くらいなのに。笑
ちょっと昔の話しになってしまうので、僕の記憶で覚えている事を書けたらと思います。

当時の流経柏はインターハイ全国ベスト4、高円宮杯全国優勝(今は違う名前プレミアだっけな?間違えてたらごめんなさい。)、ちなみにインターハイ優勝は同じ千葉県の市船でしたね。
市船強かったもんなぁ~、当時対戦した敵では1番強かった印象があります。
実際高校サッカー選手権千葉県決勝が事実上の全国決勝戦とも言われていたとか。
千葉県の決勝もかなり内容が濃かったけどここは割愛しますね。

そんなこんなで大会前は優勝候補筆頭と言われていたのをすごく覚えています。
僕らも実際優勝しなきゃいけないと無意識に思っていたのかもしれません。
ただ今の子達もこんな理由で高校を選んだ子が多いかもしれませんが、全ては高校サッカー選手権に優勝する為でした。
ですからみんな気合いは入っていたと思います。
僕も中学の時は毎回見ていました。
国見の大久保選手や鹿児島実業の岩下選手、市船のカレンロバート選手とかはかなり印象に残っています。

千葉県決勝が終わり本大会まで1ヵ月くらいかな、空いて調整期間だったと思うのですが
まぁ、練習試合しても全然勝てなかったのを今でも覚えています。
時の栖の合宿とかも全然ダメだった記憶があるなぁ・・・。
僕らが一番調子が良かったのは間違いなく高円宮杯の時でしたね。
あの時は負ける気がしなかったな。
個々それぞれ調子が絶好調って感じでしたね。
ただ勝てない原因は自分達でもわからなかったですけど、本当に調子が悪かったです。
監督にもすごく怒られていた気がします。
あまり調子が上がらないまま本大会に入ったイメージがありますね。
でも3年間の集大成で自分たちが今まで積み上げたものを信じるしかなかったと思います。
それに間違いなく日本一練習していた自信もありましたしね。
これはみんなに聞けば口をそろえて言ってくれると思います。

そして迎えた初戦、久御山戦。
当時はあまりわからなかったのですが、今のベルギーでプレーしている森岡くんが1年生でスタメンで出ていましたね。
1年生でスタメンは相当すごいですよね。
頑張ってほしいなぁ~。
因みに当時僕はおでこに絆創膏を貼って出場しています。(笑)
これは裏話ですが、全然サッカーに関係ない所でケガしましたね。
しかも不注意で、前日のミーティング終わって確か振り向いた時に何かにぶつかって負傷した記憶が・・・笑
おでこだったので絆創膏貼るとダサいので、コーチに隠してたのですが試合直前で血が見えるから貼らないとダメっと言われて嫌々貼りましたね。
せっかくの全国の舞台でかなりダサかったと思います。笑

試合に入るとチームとしてはやはり、あんまり調子良くなかった気がしますね。
先に先制点とられたりと。
ただ僕自身の調子はもう超絶好調でしたね。
体のキレとかもよく、ボールも集まるし、あとは決めるだけだな、くらいに思っていました。
しかし、開始30分くらいかな?相手との空中戦の競り合いの中で競り勝ったのですが、着地の瞬間に「ブチブチブチッ」っと。
もう痛すぎてすぐに蹲りましたね。
たいした事のない競り合いだったのですが、運悪く着地の瞬間に相手選手の足に乗ってしまいそのまま足首をひねってしまいました。
あとで映像みると相当酷く捻ってましたね。足の裏が見えるくらいでしたから・・・。

僕はそのままピッチに戻れるはずもなく、負傷交代してしまいました。
正直、絶対折れたと思いましたね。
折れてたら、これで僕の夢の舞台も終わりかぁ~あとはみんなに託そうと。

すぐに救急車で病院に行き、レントゲンを撮り祈るように結果をコーチと待っていました。
僕の中では捻挫であれば次の試合は出れると思ってました。
診断結果は幸い骨には異常なし、捻挫という診断でした。

それと同時ぐらいに試合結果も2対1という逆転で勝利とコーチから伝えられました。
ただ不思議と試合結果はあまり心配してませんでしたね。笑
絶対に勝てると思っていたし、みんなを信じていましたから。

そして次の日までずっとアイシングして宿舎で過ごしたのを覚えています。
ただ起きてみると有り得ないくらい足が腫れていて、歩くだけで激痛が走る状態でした。
でも僕はやる気満々で、3年最後の試合足が折れてない限りは出たかった。
騙しながらテーピングガチガチにして、痛み止め大量に飲み。
今ならかなり無茶苦茶かもしれないですが、別に今後サッカーが出来なくなってもいいから出たかった。
実際は最初はスターティングメンバーにも入っていたのですが、やはりアップしてみると無理でしたね。無謀でした。笑
諦めるしかなかったです。ただ決勝までは2週間空く予定だったので、照準を決勝にシフトチェンジして、そこから治療リハビリに励みましたね。
みんなにも無責任かもしれないけど「絶対勝て」って言ってたかな。笑

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そんなこんなでみんなが本当に決勝まで僕を連れてってくれましたね。
外で改めてみんなのプレーを見ているとやっぱり上手いなぁ~とか思ったりして。
プロになったの何人いたのかな?

大前元紀、比嘉祐介、中里崇宏、田口泰士、久場光、村瀬勇太、関田寛士こんなもんかな?
今現役でプレーしてるのは元紀、里、泰士くらいかな?
みんな頑張ってほしいな!ちなみに比嘉を現在は今でもたまに会ってますね。
比嘉は色々とぶっ飛んでるんですよ!でもそれがいい所でもありますね。
今は飲食系で頑張っていますよ!

すいません。大分話しがズレました。笑
僕は実際みんなが練習したり、決勝まで短期で合宿したりするなか別行動で大学の酸素カプセルに入りに行ったり、知り合いのトレーナーの所でリハビリさせて頂いたり、筋トレで追い込んだりと色々していました。
ただ今振り返ると本当に沢山のサポートがありましたね。
本当に感謝しかないです。
今改めて当時支えてくれた人達や協力して下さった人達に感謝言いたいですね。
僕は本当に昔から色んな人に支えられて生きてこれてるし、節目節目でいい出会いとか手を差し伸べてくれる人がいたりと何かと運がいいんですよね。
いつか恩返ししないと。

ちょっと予想よりも長くなりすぎてしまったので、今日はここまで!
振り返ってみるとプロになってからとかじゃなくてサッカー人生そのものがケガとの闘いだった気がしますね。笑

続きの決勝の話し、裏話や当時の気持ちや現在の気持ちを書くと長くなりそうなので次回書きます!
ご愛読ありがとうございます。



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