ジャンクフードが太る理由を解説
以前、お客様から
「ジャンクフードってなんで食べちゃダメなんですか?」
と質問されました。
ジャンクフード=太る、不健康
みたいなイメージは誰しもあると思います。
ですが、その理由まではよくわからないのではないでしょうか?
そこで今回は、ジャンクフードが太る理由について解説。
今回の記事を読むことで、ジャンクフードがダメな理由がわかります。
太りにくいマインドを身につけることができますよ!
そもそもジャンクフードとは?
定義
Wikipediaではジャンクフードの定義を
としています。
学者や政府機関によって微妙に定義は違いますが、
高カロリーのもの(≒高脂質なもの)
微量栄養素(ビタミン、ミネラルなど)が少ないもの
加工食品
といったものをジャンクフードと呼んで良さそうです。
具体例
ジャンクフードの具体例は
アイスクリーム
スナック菓子
清涼飲料水
ファーストフード(マ◯ドナルドなど)
ソーセージなどの加工肉
ラーメン
などになります。
太る理由
ジャンクフードが太る理由を
カロリーオーバーの場合
カロリーが同じ場合
の2つに分けて解説します。
① カロリーオーバーの場合
これはイメージしやすいですよね?
体脂肪を落としていくための基本原則はカロリー収支です。
消費カロリー>摂取カロリー
の状態をつくることができれば体脂肪は落ちていきます。
ですが、ジャンクフードはそもそも高カロリーなのでシンプルにカロリーオーバーの状態になりやすいです。
② カロリーが同じ場合
問題なのは、同じ摂取カロリーをジャンクフードから食べた場合ですよね。
結論から言うと、ジャンクフードの方が太りやすいです。
理由は
微量栄養素の不足
精神的な負担
の2つと考えています。
まず微量栄養素とは、ビタミンやミネラルのこと。
ジャンクフードはその食材の加工の過程でビタミンやミネラルが多く失われるため、ジャンクフードだけだと微量栄養素があまり摂れません。
そして、ビタミンやミネラルは代謝の過程で触媒として使われる栄養素です。
エネルギー代謝におけるビタミンB群の働きを例にすると、下の図のようになります。
これだけでも多くのビタミンが使われていることがわかりますよね。
ビタミンB群以外にもさまざまなビタミンやミネラルが代謝の過程で必要になります。
そのため、ビタミンやミネラルが足りない状態だと摂取した栄養素が最大限活用されず、体脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。
また、個人的にはジャンクフードが多くなることで精神的な負担も大きくなると考えています。
その理由は、満腹感を感じにくくなるから。
ジャンクフードは低たんぱくで食物繊維が少ないものが多く、自然と咀嚼回数も少なくなりやすいです。
したがって、同じカロリーだとジャンクフードを多く食べた方が空腹感を感じやすくなる可能性が高まります。
結果的に空腹に耐える時間が長くなり、精神的な負担が増えやすいです…
以上の理由から、摂取カロリーが同じでもジャンクフードが多い方が太りやすくなると考えています。
まったく食べちゃダメなわけではありません
確かに理想はジャンクフードはまったく食べないことです。
ですが、もしラーメンが大好きだったら一生食べるなと言われたら辛すぎますよね…
正直、たまに食べる分にはそこまで大きな問題はありません。
もし一週間で21食(1日3食×7日)食事を食べるとしたら、そのうち1食がラーメンだとしてもそこまで影響があるとは思えません。
その1食を食べることで残りの20食を整えるモチベーションになるなら、むしろそのほうがいいかもしれません。
逆に1回食べることでズルズル続いてしまうなら、まったく食べない方がいいでしょう。
基本は加工されてない食材を使い、
高たんぱくで低脂質、炭水化物はそこそこ
のバランスで食事をすること。
その上で、自分の目標や食べ物の好み、生活スタイルに合わせて調整していくことが継続につながり、理想の体型をつくるために重要になります。
まとめ
ジャンクフードは基本的には食べないのがベスト。
その理由は
高カロリー
微量栄養素の不足
精神的負担の大きさ
の3つでした。
とは言っても、たまに食べる分には問題ありません。
うまく付き合えるようになることで、無理しすぎずにダイエットを進めることができますよ!
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