華やかな風景を贈る【桜の袋】 ft.イラストレーター 土田 菜摘さん / #みんなのご祝画袋™️01
こんにちは! 紙単衣の水引デザイナー小松です。
毎回ゲストクリエイターと愛でたい贈り物『ご祝画袋™️』を作るnote連載『みんなのご祝画袋™️』。
記念すべき初めてのゲストは、関西を拠点に活動しているイラストレーター・土田菜摘さんです。様々なポスターや書籍の挿絵を担当されているので、交通機関や書店などでイラストを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
土田さんのイラストで包む『ご祝画袋™️』がどんな作品に仕上がるのか、早速見ていきましょう♪
クリエイター紹介:イラストレーター・土田菜摘さん
土田菜摘( Natsumi Tsuchida)さんプロフィール
イラストレーター。
緻密で奥行きのある風景・建築物の線画イラストレーションが得意。
ペンによる手描きの線に、Photoshopや水彩を用いてシンプルに彩色している。やわらかくあたたかみある雰囲気が持ち味。出版や広告、パッケージなど様々な媒体にて活動中。 さらに詳しく→
例えば、土田さんが描く夏の風景イラストはこちらの4枚。
見る人がいつかどこかで体験した長閑な夏の日の記憶と重なって、穏やかで懐かしい気持ちが込み上げてきます。照りつける日差しの強さも、水遊びの心地よさも「夏っていいな〜」と思わずにはいられません。
ご本人いわく風景を見たときに形や構図を切り取って描くのが好きな「構図フェチ」。特に、見上げた構図、見下げた構図など奥行きを感じられる気持ちよさがある風景が好きなんだそうです。
風景以外の描写ももちろん素晴らしく、健康系や教育系、自治体など多くの媒体でイラストをご担当されています。
また、つい先日は東京表参道のギャラリーで個展を開催されていました。
水彩タッチの人物イラストも、今にも動き出しそうな人物の体温が感じ取れて、見る人の想像力を掻き立てます。
個展やグループ展を不定期で開催されていますので、SNSもぜひチェックしてみてくださいね!
イラストレーター・土田菜摘さん
公式ホームページ:https://www.natsumiroad.com/
Facebook:https://www.facebook.com/natsumi.tsuchida?ref=profile
twitte:@natsumkan_t
Instagram:@natsumitsuchida
愛でたいご祝画:河津桜
土田さんが実際に静岡県賀茂郡河津町で見た風景を思い出しながら描かれた1枚です。河津桜の特長は他の桜よりもピンクが濃いところで、「河津桜の華やかさを出したい」と意識して描かれたそうです。
ご祝画はA3サイズ(縦長297×420mm)。桜の華やかさが一層際立って惚れ惚れしてしまいます。
右下のQRコードの遷移先は、土田さんのホームページです。土田さんのイラストを好みそうな人に贈れば、ファンになってしまうかもしれません。
プリントする洋紙は、きめの細かい画用紙のような風合いがあり、素朴な手触り感を持ちながら、高級でボリューム感も感じられる「アラベール」です。
水引飾り:桜の花ブローチとあわじ結びしおり
イラストに合わせて河津桜の花をメインの飾りに結びました。
河津桜は、五~六分咲き以上であれば十分観賞の満足感を得られるそうです。イラストの桜をよく見ると、少し緑の葉っぱが残っているので、水引も葉っぱ付きにしています。
桜の花はブローチに、右側ののし飾りは本に挟むしおりになっています。
一言短冊の言葉:「満開」
桜の袋に選んだ一言は「満開」。
満開の桜を愛でるように大切な人を讃えたい気持ちを表した一言です。
河津桜の満開の期間は約1週間から10日。限られた期間だからこそより魅力的ですが、毎年咲きますので、人生もいろいろな場面で何度でも満開を讃えましょう。
この他に、「御祝」「寿」「無地」の短冊が付属しています。
中袋と一筆お手紙を書ける無地の紙も入っています。
完成品「桜の袋」
まるで図ったかのように桜の花部分がちょうど袋の前面に現れて、短冊の「満開」がとてもよく似合う袋になりました。
通常のご祝儀袋として「御祝」や「寿」の短冊に差し替えて使用することもできます。
・おすすめの利用場面:入学や入社のお祝い、頑張っていることが花開いたタイミングの贈り物、河津町にゆかりの贈り物
・おすすめの中身:旅行券、ハンカチ、押し花、桜の花びら、マスクなど
感想
土田さんからは、「自分のイラストをそのまま商品に展開できるなんて、新鮮で面白いし、嬉しいです。素敵でいいと思います。」とコメントをいただきました。
過去のイラスト作品をそのまま「ご祝画」として使わせていただいたのですが、予想よりずっと素敵な袋が完成して自慢の商品になりそうです。私も親戚の入学祝いに使おうと思います!
IT系のお仕事からイラストレーターへ転身された土田さんには、人生相談をさせていただくような間柄なんですが、こうして一緒に商品作りができたことも本当に嬉しいです。
販売場所
今回作った「桜の袋」は、土田さんのオンラインショップと紙単衣オンラインショップで販売しています。
土田さんから、なんともう1枚ご祝画用のイラストをお預かりしていますので、次回も引き続き土田さんのイラストを包み紙にした『ご祝画袋™️』をご紹介します!
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