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AI活用動画製作攻略Tips

割引あり

どうもGAIです。
このTipsはAIを活用して映像制作をするために必要なことをまとめた実践向なものです。
なるべく初心者にもわかるように書きましたが、ところどころ若干専門的な用語をどうしても含んでしまいますが、ご了承ください。

このTipsは動画を作成するということに特化させた資料となっております。
どうマーケティングするかとか、どうお金稼ぎをするか、といった内容は一切含まれていませんので、作りたい!という人にはご満足いただける内容かなと思っております。
それではよろしくお願いします。


1.動画製作するフロー

まずは、どのように動画製作を進めていくかのフローの説明です。
動画製作は、大きく以下のように進めていきます。

何を作るか決める

大枠の構成を作る

必要な画像(動画)を生成する

必要に応じて音楽を入手

必要に応じて音声を生成

編集、調整

ここで一番需要なのはどこかというと、一番最初の「何を作るか決める」ところです。
ここが明確になっていないと、AIで遊び始めたり、AIで遊んだり、AIでいろんなことを始めたりしてしまいます。
そうならないためにもゴールは明確にしておきます。

何を作るかを決める

何を作るか決めるために何をきめればいいか。
動画の方向性を決めるために何を決めれば良いかをまとめると、以下のような感じです。

  • 目的

  • 雰囲気

  • 長さ

  • 参考にする動画

それぞれについて説明します。

⚫︎目的
すべてはここから始まります。
何のために作るか。ここを決めないと進めません。
PVを作りたい、映画を作りたい、謎の自己紹介動画を作成したい、なんでも良いです。
SNSに投稿したい、とかの場合は画像のサイズも決めます。
アスペクト比は16:9、4:3、1:1などが一般的です。目的に応じて決めましょう。
とにかく、「これを作る」というテーマを明確にしてください。

⚫︎雰囲気
かっこいい、スタイリッシュ、サイバー、アニメ。
具体的な視覚的な要素としてどういうものを作成するかを決めます。
できれば、かなり具体的に言語化しておきましょう。
なんとなくこんな感じ、と言うものだけでも決まっていれば、chatGPTに以下のように質問することでも多くをピックアップできます。

サイバーな世界観から連想できる、より世界観を明確にするための単語をなるべく多くリストアップしてください。

⚫︎長さ
動画の長さをあらかじめ考えておきます。
これによって使用する画像の枚数、動画素材の本数がざっくりわかります。
AI画像生成、動画生成は1回ですぐ出ることもあれば、何十回と繰り返しても思い通りのものが出ないことがあります。
この求める枚数、本数が多ければ多いほど大変になるので、最初は少ない枚数(4、5枚)程度に抑えておいた方が良いでしょう。

⚫︎参考にする動画
これからオリジナル作ろうと言うのに参考って弱気すぎない?
と言う気持ちもわからんでも無いですが、かなり重要なことです。
こういう動画が作りたい、と言うベースになるものは明確にしておいた方が良いです。
初めて動画を作るときはなおさら、自分のイメージが明確になっていないことが多いので、参考にする動画を決めておいた方が良いです。


何を作るか決めるとは、これから作るものを明確に具体的にイメージし、固めておくことです。
ここを明確にしておかないと迷子になってなかなか完成しないことが多いので、しっかりと決めておきましょう。


大枠の構成を作る

大枠の構成を作ります。
構成とは、動画がどのような流れで遷移するかです。
アニメで例えるなら
OP→Aパート→Bパート→ED→Cパート
みたいな感じです。
編集の段階で調整はするので明確に決めておく必要は無いですが、なんとなくでいいので作っておきましょう。
最初はこんな映像、次にこんな映像で、最後にこんな映像。そしてテロップを入れる、BGMはこんな感じ、くらいで十分です。


必要な画像(動画)を生成する

ここからAI作業です。
詳しい内容は後述しますが、動画を構成する要素なので重要です。
作成するツールはなんでも良いです。
ここも詳しくは後述しますが、画像の場合Midjourney、StableDiffusionが鉄板です。
動画の場合はRunway、Leonardo、Pikaがよく使われています。


必要に応じて音楽を入手する

曲の長さ、雰囲気にあった音楽を入手する。
AIで生成しても良いし、フリー音源を探しても良い。
音楽ではなく、SE(サウンドエフェクト)中心でも。
選び方、探し方は後述。

必要に応じて音声を生成

ナレーション、セリフを入れる場合はそれを作成します。
今はtext to voiceができるのでいくらでもオリジナルの音声を入れることができますし、自分で喋った音声を入れ込んでも良いです。
ツールについては後述します。

編集、調整

素材が揃ったら編集します。
厳密には、最後にまとめて編集というより、素材がある程度揃ったら編集しつつ調整という過程になります。
画像を入れて、尺に合わせて音楽を入れて、音声を入れて、微調整な感じです。
使うツールは慣れたもので良いと思いますが、このTipsでは標準的なものとしてAdobeのPremiereProを使います。
使う機能はそこまで多く無いので、作成するものによってはiMovieとかでも十分できると思います。慣れたものを使いましょう。

映像が完成したら、最後にアップスケール、フレーム補完を行います。
これもツールがありますが、有料なので、これを使わない場合は事前にスケールアップ、フレーム補完できるものはしておきましょう。

※アップスケール、フレーム補完について

アップスケールとは、解像度を上げてより見栄えがするようにすることです。600px × 800pxの動画を1200px × 1600pxに変えたり、ということです。
ただの拡大しただけだとぼやけただけですが、今はAIの力で綺麗に補完させてスケールアップが可能です。
画像のスケールアップはmidjourney、magnific。
動画のスケールアップはRunway、Topazなどあります。

また、フレーム補完についても、AIの力で綺麗に行うことができます。
ツールはいくつか種類がありますが、機能は似たものなので好みで使うと良いと思います。
種類としては以下のようなものがあります。

  • Winxvideo ai

  • DVDFab Smoother AI

  • Topaz Video AI

と、いくつか種類があります。
windows用だったりするのですが、私はmacでも使いたかったので、少々金額は上がりますが機能面でも優秀なTopaz AIを選びました。
買い切りなのもありがたいですね。
このTipsでもTopazを使用します。
操作方法については編集・調整の項目で説明します。


動画制作のフローはこのような形です。

ここからは具体的にどう作っていくかを細かく説明していきます。

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