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"変化が出る"ということ

今回の記事はとてもとてもとても大切なことを書いていきます。
ぜひ理解していただきたいと思います!

難しければ、来院してもらった際に直接聞いてください。

では、いきましょう!

-これまでの話-

この記事で「インソールってどうよ?」のシリーズが終わります。

今までの記事はご覧いただけたでしょうか?

第一弾「インソールってどうよ?」

インソールってどうよ?

第二弾「繊細すぎることが問題」

繊細すぎることが問題

この二つの記事では、「どちらかというとインソールって理論的に無理があるよね」という意見を述べてきました。

ただ、実際にインソールを使って、例えば外出時に足が疲れにくくなった、スポーツのプレーが変わったという意見があるのは理解しています。

でも理論的には破綻している。

これってどういうことよ?
といったことを解説していきます。

-共通項を見つける大切さ-

そもそもインソールはどんな刺激を足裏(身体・)に与えているのか?ということを考えてみます。

商品の説明として言われるのは「アーチを持ち上げる」みたいなことが多いでしょう。
ただこれをもう少し分解すると「足裏に触れる」ということがまずは言えます。つまり「触刺激を足裏に与えている」ということになります。

ここで面白い話を少し紹介します。
普段からインソールを使っていたお客さんに対して、インソールを靴から外してもらい、代わりにティッシュを入れてみました。

その状態で靴を履いてもらい、普段と比べてどうか?ということを聞いてみました。するとその方から返ってきた答えは「いつもとそんなに変わない」といったものでした。

また他の方にも同様に、テッシュや新聞紙を入れてみても「そんなに変わらない」という意見をいただき、人によっては「いつもより足が楽な感じがする」という答えもありました。テーピングを貼った方もいました。
(もちろん普段のインソールがいいという意見もありましたが、少数でした)

このことから、インソールとティッシュで共通している要素を、相手が感じ取ると「そんなに変わらない」と感じることが想像できます。

では共通していることとはなにか、、、?
それが「触刺激を足裏に与えている」ということです。

-ここから考えられることと手段-

ここを理解できると、手段が一気に増えます。
そして「AでもいいけどBの方がもっといいよね!」といったことが見つかります。


今回の話を図として示すとこうなります。
色々な色とサイズの丸がありますが、塗りつぶされている小さな部分がすべての丸の共通エリアです。

ここの塗りつぶされているエリアを持つ丸であればそれなりに変化は出る

数多くある丸の中で他の要素を考えた時に最も適切な丸はどれか?

ということが大切になってきます。

足のアーチの部分でもお伝えしましたが、アーチは沈むためのアーチです。でも足裏には触刺激を与えたほうが都合が良さそう!と思った時、アーチの形状を保持しつつ、触刺激を与えるテーピングの方がインソールより適切だと考えられます。

これが第一弾で伝えた「別にインソールじゃなくてもいいんじゃない?」ということです。

これに関しては施術においても同じ話ですが、こちらのnoteはお客さん向けで書かせてもらっているので、専門的なことは同業者向けのアカウントを御覧ください。

いかがだったでしょうか?
極力細かな話を入れずに、第一弾で投げかけた「インソールってどうよ?」という話を回収したつもりです。

もし難しかった、もう少し詳しい話を聞いてみたい!という方は実際にご来院いただいた際にお伝えできればと思います。

-自己紹介-

▪名前 神谷 弘輝
▪特徴 前髪金髪
▪店舗 名古屋市千種区 整体院Dress本山
▪得意分野 鍼灸・整体・運動指導

✣各SNS✣
X 神谷 弘輝
Instagram(同業者向け) 神谷 弘輝(整体の動画を上げる人)
Instagram(店舗) 神谷 弘輝/整体院Dress本山
YouTube 神谷 弘輝(鍼を疑う鍼灸師)

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