#4 優しい縮毛矯正の概念|影響を
今回は[髪に優しく]を意識しすぎてクセが伸びきらないトラブル。そこを解消するための【強い薬の優しい縮毛矯正】の考え方です。
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どうもヘアケアの男です。
強い薬の優しい縮毛矯正って矛盾してるように感じますよね?
確かに言葉だけ見ると矛盾してるのですが意外と理にかなってるんです。
興味のある方、ストレートパーマや縮毛矯正にモヤッと感を感じている方は最後までご覧ください😊
今回は【クセを活かす】や【クセを残す】ではなく、【クセを無くしたいのに残ってしまう】という縮毛矯正についての考え方です。
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縮毛矯正の【優しい】と【弱い】
・ダメージを気にしすぎるあまりに弱い薬剤を使用してクセが残ってしまう。
・「傷まない方がお客様のため」と思い優しい薬剤をチョイスし、クセが残る。
「クセ毛を真っ直ぐにしたい」というお客様であればハイダメージだったりタンパク変性が起きている髪以外は、あたりまえですが極力クセがない仕上がりが喜ばれます。
とはいえダメージは少ないに越した事はありません。
縮毛矯正のダメージの原因って?
縮毛矯正のダメージの原因は
①薬剤の影響
②アイロンの熱、プレスの圧
③コーミング、髪を扱う手さばき(特に還元時)
ここが大きいのかなぁと思います。
3つのトータルが髪のダメージへと繋がります。
もしダメージを気にして弱い薬剤を使い、水洗した後に「ヤベッ!クセ残ってる!」と焦りアイロンで何度も圧をかけプレス………
みたいになってしまえば弱い薬を使用しても熱のダメージがすごいのです。
ダメージの原因は薬剤の強弱だけではないのです。
ということはです。
【強い薬剤】ではなく【クセを伸ばすために適したパワー設定】を使うための処理をほどこし、適したアイロン操作をおこない、優しくとことん丁寧に髪を扱う。
これを徹底的におこなえば弱いパワーの薬剤でなくとも仕上がりは良くできるのです。
付加価値の考え方
今回のお客様に使用した処理剤はダメージも少ないことからごくシンプルです😊
使うアイテムが多いということが良いわけでもなく、【お客様の要望レベルに合わせて、髪に対して適切な処理をする】ことに価値があると思っております✨
お客様のクセは後頭部付近が特に強めです。
しっかり伸ばせる薬剤を使用しながら、薬剤の影響や熱ダメージを要所要所で予防し除去しながら施術していきます。
そして大切なところは
仲間の美容師さんと共存していける活動、商品開発に役立たせていただきます。