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「事例からみる上町の幅」上町しぜんの国保育園園内勉強会2023アーカイブ01

上町しぜんの国保育園は、今年度も園内勉強会を開催します。
先日その1回目が行われました。
アーカイブを上町しぜんの国の保育者、阿部がお届けします。
発表した事例については、別途noteであげておりますので、そちらもご覧ください。

上町しぜんの国保育園 第1回園内勉強会
2023年5月19日(金)

◎ レジュメ
・上町の保育について(上町、青山誠から)
・事例発表(上町、木村朱里から)
・対話
 
◎上町しぜんの国保育園について
◯上町の保育
上町の保育について青山から参加者に話しました。
 
・0歳児から5歳児までの異年齢保育
 ユニットと呼ばれる「おうち」
 
・上町の新年度の風景
 春、新しく赤ちゃんがやってくる。
 
・赤ちゃんと出会う
 
・暮らしのリズムと時間
 
・いどばた
 子どもも大人も、保護者も保育者も集う、寄り合う場所
 
・混沌が立ち上がってくる様を見たい。
 
・保育の長時間化、低年齢化への対応
 「する」と「いる」ということ
 
◎実践発表
次に、上町の木村より実践発表がありました。
事例は、別途noteに掲載していますので、ご参照ください。

事例「RくんとHちゃんのけんかからみる上町の幅」


◯実践発表を受けて会場からは様々な話題があがりました。
 
・ケンカの時の大人の姿。
 先取って止めたり、行司のように判断してしまいがちだった。
 何かすることが「保育者」と思いがち。
 問題解決に向かわない雰囲気がある。
 ケンカの仲裁に入りつつも、その成り行きは本人たちに委ねている保育者
 
・上町がもつ雰囲気
 子どものなかに入っていく時の空気
 
・「緊張」と「緩和」
 ケンカの仲裁に入っている木村は、子どもやその周囲の「緊張と緩和」に注目している。
 ケンカのなかで空気が拮抗し、緊張していた。
 緊張を「抜く」という感覚。
 
・「当事者」と「共時者」
 ケンカをしている二人、そこにいる保育者、通りかかる子どもや大人
 
・RくんとHちゃんはこの出来事を「ケンカ」と捉えていたのだろうか
 
◯最後に
上町で暮らしているとたくさん出会うような日常の場面を、外部の人たちと話すことで、改めて上町の空気を新鮮に吸うことができたように思います。
「なぜ、私たちがこれをするのか」を問いただす機会にもなっているのかなと思います。




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