夢に見た景色を歩く|バンクーバーから送る手紙
こんにちは。kami/ のなみえです。
今は、メキシコシティの友人の家にいます。
安心して眠れる環境、大事。
タコス、おいしい。
さて、毎月お届けしている旅先からのレターセット、4月分はカナダのバンクーバーから送りました。
(毎度恒例、栞やさんが撮ってくれた綺麗な写真。ありがとうございます!)
これまでインド、韓国、台湾、ネパールなど近場のアジアしか旅したことのなかったわたしにとって、初めての欧米。
脱アジア。
空港を出た瞬間から興奮しっぱなしでした。
映画や雑誌の中でしか見たことのなかった風景が、目の前に。
「こんな世界が、本当にあったんだ…!!」と思いました。
カナダでの滞在は、バンクーバーに5泊6日のみ。街を歩き、いろんな文具店や古本屋、ラッピング用品専門店を回って出会ったものを詰めました。
カナダからのセット内容
・お店の奥で見つけた紙袋の封筒・古いタグの手紙・ポストカード・古いフィルム・古書で作った封筒・ショップカード or ミスプリントの活版印刷のカード・地元のフリーペーパー
改めて、古いものが好きなんだなあと思うラインナップです。笑
おじいちゃんの封筒とタグ
タイから送った手紙の解説のときに「封筒は手紙の顔だ!」と書いてしまって、自分の首を絞める結果になってしまいました。
今回の封筒は、お店の紙袋を解体して、自分で作りました。
なので、「これ絶対 紙袋の底やん!」という封筒で届いた方もいらっしゃると思います。
お手元にある方は、ぜひじっくり見てもらえるとうれしいです。
手紙は、タグに書きました。
このタグがとても好きで。
タグの穴を補強するシールは 丸い形のものが多いかと思うのですが、このタグのシールは珍しい形をしています。
なんでこの形なんだろう…?
紙袋で作った封筒もタグも、どこか古めかしい香りがして シミや変色している部分があります。
それは、どちらも古い日用品のお店で見つけたから。
寡黙な店主さんと、常連のおじいちゃん。
とてもフレンドリーで、「そんなに紙袋買って何に使うの?」「君が自分で封筒作るの!素敵だね!!」「今日はこれからうちでパーティーするんだけど、君も来る?」と誘ってくれました。
ポストカード
メインストリートにある、素敵なカードショップで見つけました。お店のオリジナルデザインのポストカード。
わたしはとっても好きなデザインだったので興奮気味にツイッターに載せたのですが、全然「いいね」がつかず…。
感性がずれてるのかな…。かわいいのに…。
買ったお店が こちら。
お店に入った瞬間から「何ここ!!最高!!」と興奮しっぱなしでした。
レジの奥に積み上げられた引き出しや、隙間を埋めるように置かれたタイプライター、大量のカードに封筒。最高でした。
そして、レジの横にZINEが所狭しと並べられた小部屋があります。
古いフィルム
「わたしも大好きな素材よ。光にかざして覗くだけで、想像が膨らむもの!」と言いながら、店員さんが袋に入れてくれたフィルム。素敵。
このフィルムも、メインストリートのお店で見つけたもの。バンクーバーで最もテンションが上がった発掘品です。
見つけたのは、ラッピング用品の専門店。
大量のものの中から気になるものを探し出す時間も楽しい。
50点ほど購入しても400円くらいでした。
古書で作った封筒とショップカード
経年変化で変色した紙の色合いと、ゆるいイラストがかわいい古本のページを切り取って、封筒にしました。
本のページに はさみを入れたりするのが苦痛なので、なるべく形が残るように、マスキングテープで貼るだけに留めています。
剥がせば、中のページも見れます。
見つけた本屋さんが、選書からディスプレイ、ショップカードまでずーっと素敵でした。
ショップカードと オリジナルのしおり。点線で折っていくと、犬が自立します。
活版印刷のミスプリント
バンクーバーで唯一訪れることができた活版印刷の工房。
捨てられていたミスプリントのカードを、少し分けていただきました。
工房では和気あいあいと会話をしながら作業を進められていました。
ショップも併設されているので、ぜひ訪れてみてほしいです。
バンクーバーのフリーペーパー
ここまで紹介した紙ものをまとめて包んだのが、バンクーバーで発行されているフリーペーパー。
英字のフォントや手書きのイラストは、眺めているだけで楽しいです。
こちらの本屋さんでもらいました。
旅先から送る手紙
kami/のオンラインショップから「メッセージ付きレターセット」を購入していただくと、旅先からお手紙をお送りします。
▽前回のセット内容はこんな感じ
▽今後の発送(予定)
5月 メキシコ(発送済み)6月 リトアニア7月 エストニア8月 ヨーロッパ9月 ヨーロッパ10月 モロッコ11月 スリランカ12月 インド1月 カンボジア2月 韓国
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こんにちは、kami/(かみひとえ)です。いただいたサポートは、「世界の紙を巡る旅」をまとめた本の出版費用に充てさせていただきます。今年の12月に発売できる…はず…!