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「私には何もない...」なんてもったいない!文系起業家の独自性の見つけ方

「私には特別なスキルがない」「文系だから起業は無理かも」そんな風に思っていませんか?実は、あなたの中に眠る「自分だけの強み」が、素晴らしいビジネスチャンスを生み出す可能性を秘めているんです。

私は、100名以上の起業家をサポートしてきました。その経験から言えるのは、文系・理系は関係ないということ。大切なのは、自分の経験や知識を活かし、それを必要としている人に届けること。この記事では、文系の方でも独自性を持って起業する方法をお伝えします。

あなたの日常や過去の経験の中に、きっと「自分だけの強み」が隠れています。それを見つけ出し、磨き上げる方法を一緒に探っていきましょう。

独自性とは顧客が欲しがる強み

独自性って、何だと思いますか?

テクノロジーに精通していることや、特殊な資格を持っていることだけが独自性ではありません。実は、独自性とは「顧客が欲しがる強み」なんです。

これは、絶対的なものではなく、相対的なもの。つまり、誰にとっての強みなのか、どんな文脈で強みになるのかが重要なんです。

例えば、私のクライアントに図解が得意な女性がいました。彼女は会社での仕事で複雑な情報を整理し、分かりやすく伝えるのが上手でした。最初は「これって普通のスキルでしょ」と思っていたそうです。でも、実はこのスキルこそが彼女の独自性だったんです。

なぜなら、多くの起業家が資料作りに苦手意識を持っていたからです。彼女のスキルは、そんな起業家たちにとって「欲しがる強み」だったんです。今では、分かりやすいスライド制作のプロとして、ビジネスを展開しています。

独自性は顧客が決める 〜プロ野球選手の例から学ぶ〜

独自性について考えるとき、つい自分の基準で判断してしまいがちです。でも、実は独自性を決めるのは自分ではなく、お客様なんです。

これを、プロ野球選手の例で考えてみましょう。

ある高校球児がいたとします。彼は県大会では驚異的な成績を収め、「エースピッチャー」として有名でした。でも、プロ入りを目指したとき、彼は悩んだんです。

「プロには自分よりもっと凄い投手がいるはず。俺には独自性がないんじゃないか?」

確かに、プロの世界では彼よりも速い球を投げる選手や、鋭いカーブを投げる選手がたくさんいるでしょう。

でも、ここで大切なのは、独自性は相対的なものだということ。そして、それを決めるのは自分ではなく、「顧客」、つまり球団やファンだということです。

例えば、彼の投球フォームが特徴的で、打者がタイミングを取りにくいかもしれません。または、彼の性格や人柄が魅力的で、ファンを引きつけるかもしれません。

つまり、独自性は「欲しがる人からもたらされるもの」なんです。自分では気づかない強みが、誰かにとっては大きな魅力になることがあるんです。

独自性を見つける具体的な方法

独自性を見つけるのは難しいと感じる方も多いでしょう。でも、実は身近なところから始められるんです。ここでは、具体的な方法をご紹介します。

1.自分の行動を振り返る

まずは、普段の生活を振り返ってみましょう。以下の2点に注目してください。

  • よく人から頼まれること

  • 自分が率先してやっていること

これらを紙に書き出してみてください。一見些細なことでも構いません。

例えば、私のクライアントに主婦の方がいました。彼女は「特に何もできない」と言っていたのですが、よく考えてみると、友人から料理のレシピをよく聞かれていたんです。また、スーパーの特売情報をこまめにチェックし、お得に食材を買うのが得意でした。

これらは、彼女にとっては当たり前のことでしたが、実は大きな価値を持っていたんです。

2.友人からフィードバックをもらう

次に、1で書き出したリストを友人に見せてみましょう。そして、「これって誰かの役に立ちそう?」と聞いてみてください。

他人の目を通すことで、自分では気づかなかった強みが見えてくることがあります。

先ほどの主婦の例では、友人から「あなたの料理の知識と節約術は、共働きの若い夫婦に絶対役立つよ!」というフィードバックをもらいました。これが、彼女の独自性を見出すきっかけとなったんです。

3.顧客目線で考える

最後に、想定する顧客の立場に立って考えてみましょう。あなたの知識やスキルが、誰のどんな問題を解決できるでしょうか?

例えば、料理が得意な主婦の場合、ターゲットは「忙しくて料理する時間がない」「食費を抑えたい」という悩みを持つ共働き夫婦かもしれません。

このように、顧客の悩みや欲求と自分のスキルをマッチングさせることで、独自性が明確になっていきます。

これらのステップを踏むことで、一人で考えているときよりも、ずっと具体的に自分の独自性や強みが見えてくるはずです。大切なのは、自分一人で抱え込まず、周りの人の意見も取り入れること。そうすることで、思わぬ発見があるかもしれません。

独自性探しは、一朝一夕にはいきません。でも、こうした方法を継続的に行うことで、必ず「自分だけの強み」が見つかるはずです。焦らず、じっくりと取り組んでみてください

独自性を活かしたビジネスの始め方

独自性が見つかったら、次はそれをビジネスにどう活かすか。ここが多くの人が躊躇するポイントです。

でも、大丈夫。一歩ずつ進めていけばいいんです。

まずは、自分の強みを言語化してみましょう。「私は〇〇ができます」「私は〇〇の経験があります」といった具合に。

次に、その強みを必要としている人を探します。SNSでの発信や、知り合いへの相談など、まずは小さな範囲から始めてみましょう。

そして、実際にサービスを提供してみるんです。セミナーを開いたり、個別コンサルティングを始めたり。方法は様々です。

ここで大切なのは、完璧を求めすぎないこと。最初は小規模でいいんです。

さきほど例にあげた、料理が得意な主婦は、最初、知り合い5人に向けて料理教室を開催しました。そこでの経験と反省を活かし、少しずつ規模を拡大。今では、オンラインでの料理講座も展開しています。

まとめ 自分だけの強みを活かして起業しよう

文系だからといって、起業に向いていないわけではありません。むしろ、あなたの経験や視点こそが、かけがえのない強みになるんです。

大切なのは、自分の中に眠る「自分だけの強み」に気づくこと。そして、それを必要としている人に届けること。

独自性は、決して特別なものである必要はありません。あなたの日常や経験の中に、既に存在しているんです。

そして、忘れないでください。独自性は自分で決めるものではなく、顧客が決めるものだということを。自分には独自性がないと思う前に、まずは自分の強みを必要としている人を探してみましょう。

今日から、自分の経験を宝の山だと思って見直してみませんか?きっと、素晴らしい発見があるはずです。

そして、その発見をビジネスにつなげていく。その過程で、あなたは自信を持ち、自己決定権を取り戻し、そして何より、自分らしく生きる喜びを感じることができるでしょう。

あなたの中に眠る「自分だけの強み」、それはあなたにしか作れない「あなた商品」なのです。さあ、一緒に、あなたの「あなた商品化」の旅を始めましょう!

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