【読書未満記録】7/3 子供と電子書籍。「小学館世界J文学館」
梅雨の末期の集中豪雨のさなかです。
地域全体をみると災害も発生していて心配しておりますが、こと私の身の回りに限定していえば今のところ特に問題はないです。一応備えをしつつ様子をみております。
さて、私は本が好きです。
子どもたちも本が好きになってほしくて居間にあれこれ取り揃えたり、本屋さんや図書館にこまめに連れて行ったり、本人の興味のありそうなものを勧めてみたりと手をつくしております。
この熱意がかえって逆効果なのかもしれない、と反省しながらも、あ、これ子供にどうだろう、と思うと懲りずに飛びついているのですが、今、取扱いに迷っているのがこちら。
小学館世界J文学館
編/浅田次郎 編/角野栄子 編/金原瑞人 編/さくまゆみこ 編/沼野充義
https://www.shogakukan.co.jp/pr/sekaij/
「1冊なのに、125冊。次世代の文学全集」だそうです。
紙の書籍は、図鑑のようなカタログのような役割を果たします。あらすじや主な登場人物、作品の見どころや作家の情報を見開きで紹介し、ページ端のQRコードを読み込むとパソコンやタブレット、スマートフォンで作品が読めるというものです。
収録作品は、古典の名作から現代の作家まで、国も欧米に偏らず幅広くそろえてあります。私も読んでみたいものが多く収録されていたのでとりあえず買ってみました。
私は、紙の書籍の方が断然好きですが、収納場所の都合などもあり、電子書籍も活用しています。
しかし、子どもに関しては、まずは紙の本に親しんでほしい、という気持ちが根強くあります。
視力が悪くならないか、という心配の部分が大きいのですが、同時に紙の手触り、本の重さを感じる体験ごと味わってほしいという、私個人のこだわりの部分が大きいのかもしれません。
この時代にあっていないただの感傷ですし、コロナ禍において既に小学生にまでタブレットが一人一台配布されている中では、無意味な抵抗です。
むしろ電子書籍という形態で与えたら興味を持つのかもしれない、とも思います。
この中には面白そうな作品がたくさんあります。
この世界J文学館、家族共有のタブレットに入れて、難しく考えずに一緒に楽しめば良いのかな、と思いつつ、今の天気のようにすっきりしない胸の内です。
今日は、災害警報が発出しているため、学童から保護者のお迎えを要請されたため、早引けしました。下の子ももうそれなりの年齢ではありますが、風雨の音が大きいと独り寝をいやがります。試しに、この中から選ばせて読み聞かせをしてみようかな、と思っているところです。