【雑記R6】3/23あなたの花を咲かせましょう
今年はかめくんもさるちゃんもそれぞれ卒業しました。
年度末年度始の繁忙期に卒業入学二人分が重なり、それに伴う様々な葛藤もあり心底くたびれておりますが、原点に立ち戻り健やかに育ったことに感謝しているところです
卒業証書を見せに行った実家に春の花々が咲いておりました。
母は、庭が好きな人ですが、普通の花の他に、果物の種や、拾った椿の実やどんぐり、ギンナンや、フラワーアレンジなどでいただいた枝物をとりあえず埋めてみるようで、そのうちのいくつかは芽吹き花をつけたり、小さな木になったりしています。
母自身、東京で生まれ育ったのに何一つ縁の無い辺境の土地に連れてこられて数十年かけて根付いた身の上なので、植物の成長をそんな自分に重ねているのかもしれません。
慣れない土地で、温厚だけれど頑固で自分の意見は変えない夫と、理想と程遠く育ちあがった子供たち(私含む※)を育て、一息ついたかと思えば孫の世話が降ってきて、大変だったろうなと思います。
※昔、よく「なんでこんなにしつからない(躾しているのに身についていないこと)のかしら」と嘆かれていたのを今更のように思い出しました。
色々と意見の相違もあるものの、年齢を重ねて腰も痛い足も痛いと言いつつ、私の子供たちが無事に育ち上がっているのは母の尽力に負うところが多く、感謝しきれません。
ありがとう。身体を労って元気で長生きしてね
なお、母は、庭にちょこちょこ小物を置いて楽しんでいて宝探しのようで楽しいです
さて、卒業にあたり、さるちゃんの小学校の図書室から栞がプレゼントされました。それには、このように書かれていました
「花笑さるさん
ご卒業おめでとうございます。
あなたが小学校で 最初に借りた本は「おばあちゃんの花」です
最後に借りた本は「たちまちクライマックス③ほんとはずっと好きだった」です
小学校の図書の時間は楽しかったですか
中学校でもお気に入りの一冊をみつけてくださいね」
子供の成長が感じられる図書室からの素敵な贈り物でした。ありがとうございます
表紙画像はhontoサイトよりお借りしました。
さるちゃんとしては、今の気分としてときめき成分多めの本がお好みで、この辺は親子でも好みが違うようです。
そのうち、おかあさんご推奨の本も読んでね。
このところ、NHKラジオ青春アドベンチャーで「王妃の帰還」(柚木麻子原作)が放送されていたのを聴いて「スクールカースト」なる存在を知り怖じ気づいているさるちゃんがちょっとかわいいです。
原作を読んでみたいと言っていたけれど、どうかな、読めるかな?
まあ、何はともあれ二人ともよく頑張ったね。
4月からは新しい環境で、自分らしい花を咲かせてね
卒業おめでとう。