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【読書日記】4/8 「あいうえお」との出会い方。「あいうえおの本/安野光雅」
あいうえおの本/安野光雅 福音館書店
小学校の新一年生の大きなランドセルを背負った姿を見かけます。最近の教科書は大判で上等の紙にカラー図版も多くて楽しそうですが、その分ずっしりと重くて小さな体には大変だなあと思います。
さて、こくごのはじめは「あいうえお」。
たくさんの「あいうえお」の本があるのですが、わたしの一番のお気に入りは安野光雅さんの「あいうえおの本」
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薬箪笥の各引き出しにひらがながふってあって、この引き出しにはたくさんのことばが詰まっているのだろうな、とわくわくします。
見開きのページは、該当するひらがな以外のことばはありません。
木片で組み立てられたひらがなが左ページに大きく一文字。右ページには、そのひらがなで始まるものを組み合わせたメインの絵。その周りの飾り罫もその文字で始まるものをあしらっています。
たとえば、「さ」は桜の木片で組み立てられ、さるが三輪車でさかだちしている絵。
廻りには、さくらんぼ、さら、さじ、さくらそう、さぎなどなど。
随所に安野さんの遊び心があしらわれていて、「あ、そういうことか!」と発見の喜びも味わえます。
しかし、肝心の子どもたちの反応は今一つで・・・。
実際には、まどみちおさんの「どうぶつあいうえお」や、さいとうしのぶさんの「あっちゃんあがつく たべものあいうえお」、いもとようこさんの「あいうえおのえほん」を使わせてもらいました。
事程左様に私の教育は空回りするのです。
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