【雑記】4/22 今日は緑陰読書の日。

「緑陰読書」良い響きです。
暑さを避けて木陰で本を読むこと。

と、いうわけで今日は、緑陰読書を楽しんで参りました。

これが自ら企画して、なら優雅ですが、子供の運動会があり、出番と出番の間が手持ち無沙汰なので目立たないところに引っ込んで本を読んでいた、というだけのことですが、思いのほか充実した読書時間になりました。

あらまほしき保護者としては、我が子の出ていない競技でもしっかりと観戦してあたたかい声援をおくるべきなのでしょうが、まあ、そこは勘弁してもらいましょう。

なお、過年度は他の家族と一緒だったりPTAの役目を果たしていたりお弁当の手配をしていたりだったのでゆったりできたのは今年が初めてなのです。

今日は、天気も良く気温も高めでしたので、木陰に入ると暑くも寒くなく、時折吹く風がこの時期特有の木の芽吹きの香りを運んできます。

持参のコーヒーなど飲みながらページをめくっていきます。ふと目を上げると、やわらかな青い空、新緑の初々しいみどりいろ、つつじの赤。

子供たちの歓声と応援団の太鼓がほどよい喧噪となって、眠気を覚ましてくれます。

紋白蝶がひらひらと通り過ぎていきます。最近暑い日が続いたせいか、今年初の揚羽蝶にも出会いました。

いつもよりもすいすいと読書もはかどったので、また、緑陰読書だけを目的にでかけてみたいものです。

そういえば、かつて子供が在籍していた小学校で、上級生が下級生に校内の好きな場所で本を読み聞かせしてあげる取組をしていたなあ、と思い出します。

写真を見ましたが、小さい子が大きい子に寄り添うようにして本をのぞき込んでいて、とても微笑ましく思いました。

コロナ禍で休止になっていたようですが、また再開されれば良いと思います。

肝心の運動会ですが・・・。
共産圏では運動選手をスカウトする際に母親をみる、と言います。子どもたちは皆、私の遺伝子が強すぎるのかなあ、ごめんね、と申し訳なくなるような運動能力です。

それでも今年も元気に参加できてよかったね。お母さんは、それだけでうれしいよ。