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【読書日記】2/22 猫の日。「はなねこ/モーリーあざみ野」

はなねこ
 モーリーあざみ野 著 日本放送出版協会

 今日は猫の日。我が家の猫本特集第三弾です。
 うちにはあまり無いと思っていたのですが、本棚を眺めまわすと猫本、かなりありました。ずいぶんご無沙汰だった本も掘り起こされて嬉しそうです。
 お正月にうさぎ本を探した時は、絵本・児童書に偏ってしまったのですが、猫本は小説も多くありました。それだけ、人の生活に密接しているのでしょうね。

さて、まだ寒いですが、梅の花、菜の花など野山に鮮やかな色が戻ってきつつあります。
花が咲くと「はなねこ」も咲くのです!

 花が咲く植物の種や球根に「はなねこのもと」が宿るとその植物が成長し、発芽した時に、真っ白なネコの姿をしたはなねこが現れます。そして、生れ出た植物の花芽が出るとはなねこの真っ白な体にその花が模様となって浮かびあがってきます。

はなねこ/モーリーあざみ野

人の目には見えない「はなねこ」。
絵本では、色々なはなねこちゃんたちを紹介してくれています。
フクジュソウのはなねこは、身を寄せ合って日向ぼっこ。
スイレンのはなねこは、しっぽを泥中に伸ばして水面でゆらゆら。
えのころぐさのはなねこは、たがいのしっぽにじゃれつきあい。
チューリップのはなねこは、チューリップをまっすぐ咲かせるゲームに興じる。
さくらのはなねこは、背中に花吹雪・・・遠山の金さん???

花が咲いているのを見るときに、そこにはなねこもいる、と想像するとやさしい気持ちになります。花も、その咲いている環境もいとおしみ、大切にしていきたいですね。

明日は、祝日。お天気が良ければ散歩に出かけましょう。春を待つはなねこに出会えるかもしれません。