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【雑記】6/3 「ヨシタケシンスケ展かもしれない」かもしれない

今日は「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行って来ました。
ヨシタケシンスケさんの絵本。本好き心をこれでもかと刺激する「あるかしら書店」
子どもあるあるに笑わされ、やがて切なき「あんなにあんなに」
誰か自分の代わりに面倒なことやってくれないかな~と一度は思うところから始まって自分とは何か、と思いの外真面目に考えさせられる「ぼくのニセモノをつくるには」
店頭で肩を震わせて笑いをこらえた「おしっこちょっぴりもれたろう」等々

これらの絵本を生み出した「ヨシタケシンスケの頭の中をのぞいてみよう!」という企画展です。

本展覧会では、何よりヨシタケシンスケさんの愛用しているアイディアメモがすごい。普通の手帳サイズの用紙にスケッチと一言二言のメモ。どれも可愛らしくておもしろい。絵本に結実したものもまだ眠っているものもあるでしょうが、「ヨシタケシンスケのモト」が約2000枚、壁一面に貼られていて鳥肌が立つようでした。

他にもくすっと笑えるサービス精神にあふれた企画が多く親子で楽しみました。
最後、福引のように多くのカードの中から自由に一枚ひけるコーナーがありました。曰く「あなたのみらいはこれかもしれない!でもぜんぜんちがうかもしれない!」

こどもは「めちゃくちゃおいしいつくだにやさん」わたしは「すごーく ながいき」でした。

そしてヨシタケシンスケさんのメッセージ
「たのしいことをかんがえるれんしゅうをいっしょにしようではありませんか」

自分は発想力が貧困とか考えることが悲観的とかは生まれつきかと思っていましたがこれも練習ということに気付かされました。
私は「すごーくながいき」だそうですから後半生のためにも楽しいことを考える練習をしてみようと思います。