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【雑記R6】3/27 最近の読書事情~読書日記が更新できないわけ~

見出しに掲げたこの場所は、私の本の波止場。
我が家にやってきた本たちが最初に置かれる場所です。

私が「今、読みたい本」です。
「読みたい」と恋う熱量を反映して本たちがキラキラと輝いている晴れがましい場所です。

ここの本たちは、読まれた後は、大まかにジャンル分けされた本棚の所定の位置にその居場所を移し、我が家の本棚構成員となります。

しかし、そのような順調な経緯をたどる本ばかりでなく、仮の居場所のはずのこの棚に長く居座り続け、そのうち新しい本がやってきて「読みたい熱量」が相対的にさがってしまって「積ん読棚」に移される本たちもいるのです。
「おいこら、わざわざ来てやったのだから、さっさと読まんか」と叱責してきたり「ひどいわ、欲しいって言ったくせにほったらかしなんて」と恨み言を言い始める古参積ん読本もいる混沌とした本棚です。

ただ、遅かれ早かれそんな本たちもいずれは読まれて、穏やかにおさまるべきところにおさまっていっているのですが、今年は、この辺の動きが少々よろしくなくて、積ん読棚があふれてきました。

理由は、主に二つ。
源氏物語を原文で読み、私なりに語り直す「花虹源氏覚書」の取り組みが面白くて「遅読(かめよみ)」「遊読(さるよみ)」を楽しんでいることがひとつめの理由です

もう一つの理由は「私の100冊」を再読していることです。
50才の節目に、自分の来し方を振り返り、「私を作ってきた100冊」を選びました。
その本の魅力や私の思い出を書いておきたいのですが、記事を書くために手に取ったらやっぱり面白く、長い間に忘れているところもあり、ちょっと確認するだけのつもりが結局最初から読み通し、さらにはシリーズものを次々読んでしまっています。

なので、本を読んでいないわけではないのですが、「新しい本」が読めてないな~困ったな~という、私の最近の読書事情でございます。

見出し画像でも何冊か入っていますが、最近読んでいる本は、源氏物語関係が多めなのも今の特徴です。

こんな本も最近仲間入りしました。通して読むというよりはパラパラとめくって参考にしたり楽しんだりしています

左は図で平安の衣食住がよく分かる便利な本。右は道長たちのエピソードも多くて楽しい

さて、夜も更けました。
「王朝貴族のおまじない」から、悪い夢を見たときのおまじないをひとつ。

悪夢は草木に着き、好夢は宝玉と成る
 左手に身代わりの人形(ひとがた)をもち、右手に水の入った器をもつ
 東向きの窓辺で呪文を三回唱える
 窓から人形と水を捨てる

さあ、これでどんな悪夢も怖くないですね。
おやすみなさい。

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