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4月の憂鬱を書いて忘れる

こんにちは。通算4本目の記事です。

ゴールデンウィークが始まりましたね。しかも最大10連休!
コロナの心配はありますが、我が家は3年ぶりに夫の実家に帰ることにしています。途中で京都にも寄る予定。
ということで今はすっかり心身共に元気ですが、今月の初旬には、近年まれに見るメンタルの落ち込みようでした。


理由はコレナンデ

自覚している最大の理由は、Eテレのパペット音楽番組『コレナンデ商会』の終了です。

4/1(金)のツイート。このときはまだ、どちらかというとネタっぽくツイートしてたんですが、週明けからシャレにならないくらい心身に影響が出始めまして、

  • 朝テレビをつけられない

  • 7:20(コレナンデ商会の放送開始時間)が近づくと呼吸が乱れる

  • 急に涙が出る

などの現象が起きてめちゃめちゃ辛かったです。会社に遅刻した日もあったぐらい。子供がいるおかげで「生活サイクルを乱すわけにはいかない」となんとかギリギリのところで踏ん張れた、という感じです。

40にもなってどうしたどうした…、って自分でも思うんですが、こういうのって本当に本人にはどうしようもないんだなあ。というのが少しだけかもしれないけど、身をもってわかりました。


書いて忘れる

心が乱れたとき、リカバリーの方法は人それぞれかと思うのですが、私の場合は自分の気持ちを文章であらわすことが、かなり有効です。そして「書くっていいなぁ。」と心の底から実感するのは、実はそんな時かもしれません。

20代の失恋時は Nintendo DS の家計簿ソフトのメモ欄(←今思うとなぜここに書いたのか本当に謎)に長文をしたため、東日本大震災のときはほぼ日手帳にその日の出来事をつぶさに記録し…。
そして今回も、スマホにコレナンデロスの苦しみを思いのままにぶっつけました。

側からみたらイタさ満点でしょうけど、誰に迷惑かけるでなし、自分なりのモヤモヤの手放し方を知っているのはなかなかのアドバンテージだぞ、と思っています。


デッサンに似ている

自分の気持ちを文章にすることは、デッサンにとても似ています。まずだいたいの構図を決めて、アタリをつけて、徐々に徐々に正解の線を決めていく。
言葉もそうで、辛いながらも書いていると「いや、この言い方だとちょっとニュアンス違うな」とか自分が書いたものに対して批評の精神が芽生えてきます。

こうなると、自分の気持ちを見極めるために「自分の胸に手を当てて考える」ってことをしなきゃならなくて、

  • 文章書いてる自分

  • 書いてる文章

  • 表現したい自分の気持ち(=メンタル不調の原因)

今まで自分の中でごちゃごちゃだった思考や感情が、この3つに分化して、なんだか落ち着いてくるんです。

また、不調の大元である「モヤモヤした気持ち」が観察対象になることで、モヤモヤと自分自身との間に距離がうまれるのも、きっとリカバリーにはとってもいいことなんだと思います。

というわけで、私の4月の憂鬱は今、8,000字強のテキストデータになって、スマホの中に収まっております。

寂しいけど、ジェイさん、ブルブルくん、ターキーさん、キーウィちゃん、間田ナイちゃんに、今なら笑顔でありがとう、とさよなら、を言えます。
でもほんとに素晴らしい番組だったんだよな…🥲
やっぱり寂しい。でも寂しい気持ちを胸にしまって、前に進んでいくことはできそうです。

ではでは。

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