<映画>インスタント・ファミリーから考える里親・養子縁組制度

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ここ数ヶ月は週末に一本家族で映画を見ることに決めています。

今日はコメディ映画「インスタント・ファミリー -本当の家族見つけました」ですが、とても感動しました。

コメディ映画と思いきや、子育て経験のない夫婦が里親として3人の兄弟を迎え、養子縁組をするまでを描いた実話に基づいたストーリー。

里親・養子縁組の制度のことも勉強になりましたし、里親が子どもを受け入れてから想像とのギャップに苦悩しながらも成長していく姿や、愛着がうまく育まれなかった子ども達の苦悩や里親に対する葛藤もリアルに描かれていています。

それでいて涙あり・笑いありの素晴らしい映画でした。

特に印象的だったのは、アメリカの里親になってからのサポートの手厚さ。

里親になるまでいくつかのハードルがありますが、里親になってからも、里親同士と相談員のかたがみんなで頻繁にその苦悩や葛藤を共有しあっており、ピアサポートもしっかりしているんだなと思いました。

日本では2017年4月に改正児童福祉法が施行されて、生みの親が養育できない子どもは、養子縁組や里親・ファミリーホームなど家庭と同様の養育環境で、継続的に養育されることが原則となったそうですが、まだまだ施設で養育される方が大多数です。

このことに関して今後も意識していきたいです。

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