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「カンタン」な手術の結果発表

生まれて初めての手術を受けてから、早2週間。今回受けた子宮頸部円錐切除術は検査も兼ねており、切り取った部位を詳細に調べて、異形成の撤去具合を判定してくれるという。その結果を聞くため、そして最終日に払い損ねた入院費を支払いに、先日、病院に行ってきた。

結果発表

「絶対に切らなきゃいけない」というレベルのかなり手前で手術を受けた自覚はあるので、あまりひどい結果にはならないだろう...とは思っていたものの、人間ドックの結果だってドキドキするお年頃なので、「万が一」という緊張感はあった。

結果は「No CIN found in the uterine cervix, conization(円錐切除した子宮頸部に上皮内癌は見つからなかったよ)」と。最初に頭に浮かんだのは「え?切り損だったの?」だった。先生曰く、「再度、前回の組織を確認したらCINがあったので、その際に切除した段階で切り取りきれてたのかもしれません」と。

一番ありそうな「今回の切除で取り切れました」から、比較的重めの返答まで回答していたものの、「想定外」を更に上回る結果で拍子抜けした。切る必要のなかった器官の一部を切り取って、血を垂れ流していたのかと。

ただこれは、あくまで結果論で、やってみないとわからないことだったし、むしろ今回は取り越し苦労の程度で済んで良かったと今は思う。わからないからこそ、軽い内に済ませそうで医療費の支払いもできる今、一度対処をしておこう、というのが元々の意思決定だったので、これで良いのだ。

費用

明細は下記の通り。

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実際に支払ったのは、保険対象費用部分の3割と、自費部分の一部に消費税がかかった合計の¥159,960。決していつでも「どうぞ」と払える額ではない。

今回は短期間ながらも、初めての入院 + 初めての手術 + 仕事持ち込み、という理由から個室にしたけれど、あと1日でも長かったら差額ベッド代を支払う余裕はない。

そして、麻酔費用の大きさよ。食事の我慢や術後の少しの不自由、そして「ない」とは言いきれないリスクはあるものの、きっと麻酔なしではフィジカル的にもメンタル的にも乗り越えられなかったと今は思うので、この対価は妥当なのだ。

これから

手術から丸2週間経った現時点で、まだ出血は止まっておらず、まだしばらく湯船や激しい運動はおあずけ。新型ウイルスの煽りを受け、生理用ナプキンが品薄なのが少し困ったりはするものの、ほぼ平常通りの生活をしている。

次は1ヶ月後にもう一度検査を受けて、異常がなければ、一旦治療は終了の予定。なかなか解放してくれないものなのである、ヒトパピローマウイルスというのは。

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